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特定技能 飲食料品製造業
飲食料品製造業ってどんなお仕事?
飲食料品製造業では、パンやケーキ、お弁当、豆腐、かまぼこなどの食べ物を作るお仕事をします。原材料を加工したり、安全や衛生を守りながら製品を仕上げたりするのが主な役割です。ただし、酒類の製造は含まれていません。
また、材料の仕入れや受け取り、製品の納品、清掃などの補助的な作業も行いますが、これらがメインのお仕事になるのはNGです。
働ける場所
対象の業種: 日本標準産業分類で以下の業種が含まれます:
食料品製造業(09)
清涼飲料製造業(101)
茶・コーヒー製造業(103)
製氷業(104)
菓子小売業(5861)
パン小売業(5863)
豆腐・かまぼこ等加工食品小売業(5897)
特に、パン屋さんや和菓子店など「製造と販売を同時に行うお店」が対象に含まれていることは注意が必要です。
飲食料品製造業の今とこれから
機械化の限界と衛生管理: 飲食料品の製造は完全に機械化するのが難しい分野です。また、HACCP(食品衛生管理の国際基準)に沿った対応が求められ、より専門的な知識やスキルが必要です。
人手不足が深刻: 飲食料品製造業では、多くの外国人労働者が活躍しています。2019年10月時点では全体で約13万人の外国人が働いており、その中でも技能実習生が約5.5万人と多数を占めています。ただし、特定技能外国人の割合はまだ少なく、今後さらに受け入れが進むと期待されています。
特定技能外国人の現状
特定技能試験の合格者: 2020年3月時点で試験に合格した人数は1,180人。その一方で、技能実習から特定技能に移行した方の方が多く、2020年9月時点で3,167人が特定技能で働いています。