脱ぐのちょっと待った!!
No Shoesを作ろうと思ったきっかけ。
ベアフットサンダルで歩く人、走る人を羨望の差しで見る人がいます。
でも、そういった人たちの足をみると、意外と足のバランスを崩している人が多いです。
話してみると、痛いところや気になるところを抱えていたりします。
でもやっぱり、ベアフットサンダルで走る楽しさや気持ちよさを知ると、なかなか靴に戻れない。
そういったところからNo Shoesの開発ははじまり、今では、たくさんの人にご愛用いただいています。
昨日、お客様と話してたら、最近まわりでベアフットシューズを脱ぎ始めた人が多いということです。
自分の足で歩ける楽しさ、地面を感じる楽しさ、何かが変わりそうな予感に心踊らされたはずのベアフットシューズ。
でも、
長時間はいていると疲労が大きい。
立ち仕事ではやっぱりツライ。
足裏が痛くなる。
腰が痛くなる。
アキレス腱が痛い。
ふくらはぎが疲れる。
足が出来ていないから。
足が鍛えられていないから。
そんな声をよく聞きます。
でも私はそういうのが嫌いです。
ベアフットサンダルやベアフットシューズは限られた人だけが履ける靴ではありません。
裸足で歩ける人なら誰でも履ける、昔の草履みたいなもの。
本来は日常にあるのがベアフットシューズだと思うのです。
だって裸足にちょっとクッションがついたものですから。
でも、今までクッション性のある、踵の高い靴を履いていたため、ふくらはぎの筋肉が固まり、足裏のクッションやセンサーが作用していないので、いきなりベアフットシューズに移行してしまうと体は追いつきません。
ベアフットシューズが足に良いと言っても無理は禁物なのです。
そんな人には是非インソールを試してほしい。
平らな板に足を置くよりも、インソールの上に足を置いたほうが圧力は分散し、足全体で体重を支えられます。
それだけで足裏や腰への負担を大きく減らすことが出来ます。
その状態で、少しずつ少しずつベアフットシューズのバランスに体を慣らして下さい。
体が慣れてきたらたまにはインソールを抜いてみましょう。
疲労を感じればまたインソールを入れましょう。
そうやってインソールを入れたり、抜いたりする時間を調整していけば、無理なく体を変えていけるはずです。
私はベアフットシューズが大好きです。
だから、ベアフットシューズを履いてほしい。
だけど、人の足は千差万別ですから、すんなり移行できる人もいれば、移行につまずく人もいる。
でも時間をかければ必ず足は変わっていくのです。
その移行期間を埋めるのがインソールだと思っています。
あなたの足が悪いのではありません。
あなたの足が鍛えられていないのではありません。
ベアフットには移行期間が必要なのです。
その道具として是非オーダーメイドを活用して下さい。
そして、歩く楽しさを思い出さいて下さい。