ピアノと遊ぶ
毎日少しだけピアノの練習をしている。本当に少しだけで、帰宅してから10分とか15分とか、それぐらいの短い時間の練習だ。
今年の正月過ぎぐらいから、知っている有名な曲で弾けるようになりたいものを選んで練習する、ということをしらばらく続けていた。バッハ(ペツォールト)のメヌエットが装飾音符を省いた簡単バージョンならなんとかそれなりに弾けるようになってきたので、試しにと思って「エリーゼのために」にも少し前からチャレンジし始めてみた。
けれども、さすがに「エリーゼのために」ぐらいになると、私のようにピアノの経験がすごく浅い人間が先の方まで弾き進められるような代物ではないみたいで、ちょっと超えられそうにない壁を感じている。
この壁はやっぱり基礎力の欠落によるものなんだろうなあという気がようやく実感を持って身に迫ってきたので、近頃は「こどものバイエル」的なものの練習をしている。こども用だけれど、私にとっては十分難しくって、「指が思い通りに動かない!」とか「楽譜の左手パートと右手パートの情報を同時に処理できない!」とか苦しみながらピアノと遊ぶ日々です。