今までラッキーだったな。自分。
少し昔の話を綴ります。
今思うと今までの人生はとても恵まれていたと思う。
小学生6年生の時には東日本大震災の影響でパニック障害になり中学の約2年と半年を家でゲームをする事に費やしていた。
そんな自分に転機が訪れたのは中学3年の春であった。
当時、さまざまなココロを落ち着かせる薬を服用していた。
震災直後は閉鎖空間(教室や保健室など)に入ることができず、入ると忽ち要因のわからない不安感に襲われて教室にいるだけで過呼吸になるほどであった。
そんな中で学校の担任を含む先生達は自分が社会復帰できるように持てる限りの力を私に注いでくれた。
そのおかげで私は「勉強してちゃんとして学校に行きたい」という思いを抱くようになった。
その為に必死に勉強した一日14時間を毎日。先生から自習用にもらったプリントの問題文を暗記できるほどに勉強をした。
その結果約3ヶ月で今まで休憩していた2年半分の勉強を全科目で追い付かせる事ができた。
我ながら今でも自分凄いと自負している。
そして学校からの推薦ももらった私の受験生活はこれ以上何も起こる事なく終えるかと思った。
誰しも思っていたというべきかもしれない。。
だが受験していた高校からは今までずっと”問題ない”と言われていた出席日数が不足しているという理由で推薦を取り消された。
学校の担任や主任。校長まで抗議に行く騒動に発展してしまった。
当時の私がこの異例な状況を目の当たりにしたら親や先生から受けている愛で嗚咽しながら泣くだろう。
それぐらいの愛を私に注いでくれた。
それでも答えは覆らず、校長が知人の進学校を紹介してそっちに行く事になった。
完全なる棚ぼただった。
私は周りから言葉にはできないくらいの愛を受けて今ここにいる。
そんな私が丁度今この文章をタイピングしている瞬間に次の仕事を決めた。
その話はまた今度したいと思う。
この話も漏れなく棚ぼた。周りの人に自分が運よく恵まれていたが故の事である。
明日は地方の店舗に出勤。前入りするための電車のグリーン車の中で記事を書いています。
それではまた今度。