コメンテーターいる?
最近のメディアで堪えられないことがある。意見の押し売りだ。
ニュースが1項目あると必ずと言っていい程専門家なる人物が登場し、その問題などについて総括する。そしてそのニュースが終る。特に近年のニュースやテレビはこの構図が多い。
ワイドショーなどにもやたら弁護士や精神科医、または~教授、~特任教授、~刑事なる人物が出て上から目線でモノ申してる。
内容によってはそれでもふさわしいこともあるが、ワイドショーらしい芸能や事件物でも専門分野とばかりにコメントする。えらい人なので黙って話を聞きましょうというメッセージが込められているようだ。
正直こんなのにわかってたまるかという事も多い。なぜあんたにわかるんだ。本業でもう少し貢献してはと言いたくなる。
NHKもこの手の放送が増えた。事件や問題が起こる・イベントや商品の紹介→その原因・分野を掘り下げる→専門家が総括する。いわば制作側として楽なのだろう。画一化しているようだ。中にはバラエティ系の番組でもこういった人物を出す。それも見識があるならともかくタレントに毛の生えたようなものという事も多い。番組がチープに見える要因にもなる。
とくに多いのは商品やビジネスの宣伝(宣伝とはしていないが実質それに近い)で必ず経済効果云々という評価で締めるパターン。要するにお金になるから良いんだ、我慢しろというメッセージを含んでいるように愚考してしまう。~教授といった人間でもただ特定の商品やイベントを持ち上げて、~億の経済効果と太鼓持ちのように褒め上げることがある。いわば権威付けにも思える。何でも公平とはいかないが一体どうなのか。
最近もコメンテーターで引っ張りだこだった~特任教授なる人間が問題を起こし、活動を自粛、というより追放となった。その問題も酷く下品であった。経歴にも怪しい点があり、年齢も非公表という人間だった。某大リーグの通訳も経歴詐称の疑惑がおこっているが、自分のやってきたことすらごまかす人間は信用できない。どうしてこういった人間に飛び付くのか。安易に起用するのはやめてほしい。番組の信用を落とすだけであろう。
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