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地方出身社員座談会!「東京で暮らすということ」

シスナビは非常に地方出身者が多い会社です。全社員の8割が首都圏以外から上京して働いています。今回は、そんな地方出身の社員を中心に、東京で普段どんなことを感じて働いているのかを語り合う「地方出身者座談会」を開催しました。実際のところ東京ってどうなの?上京するか迷っている方は、ぜひ本記事が参考になればと思います。それでは登場メンバーの紹介です。

🚺リエ:2024年新卒入社。新潟県出身
🚹リュウ:2023年新卒入社。広島県出身
🚹タケ:2023年中途入社。愛媛県出身
🚺ヒロ:2023年中途入社。茨城県出身
🚹アリー:2022年中途入社。鹿児島県出身
🚹コウ:2022年中途入社。佐賀県出身
🚹ユウ:2022年新卒入社。神奈川県出身
🚹ショウ:2021年中途入社。青森出身
🚹イッシー:2021年中途入社。千葉県出身
🚹ケン:2019年中途入社。兵庫県出身


東京で感動した話

タケ:ありがちかもしれないんですけど、愛媛にいたときにはテレビやネットでしか見たことがなかった場所を実際に見ると感動しますね。スカイツリー、東京タワー、秋葉原…。すげえ、フィクションじゃなくて本当にあるんだなと(笑)。

アリー:あとはちょこちょこ芸能人を見かける。池袋で伊集院光を見かけたことがありますね。

ケン:あ、僕もこないだサンシャイン池崎をみかけました!

リエ:新潟にいたときは見かけたことがなかった有名チェーン店が、東京に来ると実際にあるので感動しました。

イッシー:日高屋って首都圏だとどこにでもあるじゃないですか。でも、実は関東圏以外はあまり展開していないので、地方の人は東京に来て初めて知るというのがあるみたいですね。

東京のここが良い

リエ:電車が来る頻度がめっちゃ多いので、一本遅れたとしても絶望しなくて済むのが良いです。

ショウ:しかも車両がめっちゃ長い。湘南新宿ライン15両編成を最初見た時はたまげました。

リエ:駅のホームも長いから駆けっこできそうですよね(笑)

リュウ:東京都心ってどこからでも駅に入れるじゃないですか。適当に歩いていても、地下道に入ったら駅に通じる道になっていたりとか。あれはすごくびっくりしましたね。

リエ:便利というところだと、飲食店がどこにでもあるのも助かっています。新潟で外食をするとなると車で隣の市まで行かないといけなかったので、東京は便利だなと感じますし、お店の選択肢がとても多いのも良いですね。

ヒロ:飲食店に入って、無駄なコミュニケーションがないのが私には合っているなと。よく東京の人は冷たいって言うじゃないですか。でも、逆に言うとさっと入って、特にお店の人と雑談もせずにさっと食べて帰れるのが、気軽だし早くて良いです。

リュウ:自分はアニメやゲームのイベントに行くのが趣味ですが、広島に住んでいたときは、それこそ泊りがけでホテルをとって新幹線に乗ってみたいな感じで、かなり大掛かりなお出かけになっていたんです。それが東京だと、そこらじゅうでやっているので、旅費も体力もかからずに気軽に行けるようになったのは大きな変化だと思います。

東京の壁

アリー:東京の人は歩くの早いですよね。走るのは遅いのに歩くのは早い…(笑)。

タケ:そして、長距離を平気で歩く。いろんな施設のアクセス案内で徒歩10分って普通に書いてあるんですけど、「え、10分って近いんですか?」みたいなカルチャーギャップはありました。15分や20分の距離で、バスも電車もない場所だと、ちょっと大変に感じることはありますね。

ヒロ:しかも、東京って坂多くないですか?自転車に乗って渋谷の歯医者に行こうとしたら、坂はきついわ人も多いわで結局自転車を押して歩いて行ったことがあります。

リュウ:自転車でいうと駐輪場が有料なのも辛いところ。広島にいたときは節約のために自転車を積極的に使っていたんですが、東京は駐輪場代がかかるので、なら電車や地下鉄でいいやとなる。だから、上京してから自転車に乗る機会は相当減りましたね。

コウ:僕は温泉に行くのが好きなんですが、都内の温浴施設はどこも混んでて、浴槽に入っていても隣の人と距離が近いんですよね。もう少しパーソナルスペースが広い方がリラックスできるんですけど。

イッシー:しかも、それで高いという。地方だと1000円以下で入場できるけど、都内だと2000円以上は当たり前ですからね。

ケン:あと、外出するとお昼どきは特にどこも混んでいるじゃないですか。人気のお店はかなり待つし、ちょっと今すぐどこかで座って休みたいと思っても、休むところがないことがあります。

イッシー:地方だとモールがあって中にベンチがあるので、休憩はしやすいんですが、東京だと確かに気軽に座れるところは少ないですね。

東京で一人暮らしをするということ

リエ:実家のありがたさはめちゃくちゃ感じます。体調崩したときに、実家なら家族が薬を買ってきてくれたり、病院に送ってくれたりとかありましたが、一人暮らしだと全部自分でどうにかしないといけない。

コウ:僕は一人暮らし自体は長いので、特に苦に感じることは普段はないんですが、たまに実家に帰ると全部用意されているのですごく楽ですね。東京に戻ってきて、「これも自分でやらないといけないのか」となることはあります。

リュウ:体調やメンタルを崩したときでも、自分で頑張らないと生活が荒れていってしまうのは一人暮らしの大変なところだと思います。それこそ朝起きて顔洗って着替えてみたいなことですら、メンタルの調子によってはやりたくないことってあるじゃないですか。しかも、一人で上京していると物理的に助けてくれる人もいないので、生活が荒れないように自己管理するのは必要ですが、難しいですよね。

お国自慢

ユウ:僕は鎌倉の方に住んでいるので、東京と地方両方の良いところがあります。海も山もあるし、魚は美味しいし、交通の便も良いし、お店も多いし、便利ですね。

ヒロ:私は茨城出身ですが、お国自慢…。思いつかないんですけど。

リエ:農作物ランキングを見ると、白菜の生産量は茨城が一位ですね。

ケン:あと、台湾の半導体メーカーのTSMCが茨城県つくば市に進出するみたいですよ。熊本に続いて国内二拠点目みたいです。

ヒロ:みなさん、茨城のフォローをありがとうございます(笑)。

ケン:僕は兵庫出身で、お国自慢はたくさんあります。有名なところで言うと、姫路城、甲子園、有馬温泉。おでんを生姜醤油につけて食べる習慣があって、コンビニにも必ずおでんコーナーの横に小分けの生姜醤油が置いてある。あと淡路島まで日帰り観光できる距離で、淡路島は玉ねぎがめちゃくちゃ美味しい。

リュウ:淡路島はドラクエアイランドみたいなテーマパークがありましたね。行ってみたい。

アリー:僕は鹿児島出身なので桜島が有名ですね。天気予報で今日の火山灰情報が流れるのは他の地方だとあまりないのでは。洗濯物を外の干す時間を火山灰情報を見て判断するんです。

ちなみに、灰が車に積もったら洗車の際に絶対こすっちゃいけない。火山灰の粒子ってガラス上で尖っているので、こすったらあっという間に車が傷だらけになるんです。とにかく水をぶっかけて灰を落とします。

あとは九州は醤油が甘いから、東京に出てきて刺身を食べたときは「しょっぱ!」と思いました。

ショウ:僕の出身は青森で、やっぱり食べ物が美味しい。りんご、大間のマグロ、イカ、ニンニク…。海産物は特に強いですね。モーニング文化があって、朝の7時からラーメン屋が開いてます。8月のねぶた祭りをはじめとするお祭りも多いし、白神山地、津軽海峡、恐山…。観光とご飯には困らない土地です。あと、今特産の南部せんべいにチョコをコーティングした商品が県内で流行っていて美味しいです。

アリー:飯田橋に青森のアンテナショップがあるので、今度探してみようかな。青森は特産品が個性的で面白いですよね。

地方から上京を考えている方へメッセージ

リュウ:上京してから地元の友達と遊ぶ機会がめちゃくちゃ減りました。幸いなことに彼女と長電話したりとか、たまたま同時期に上京した友達と遊んだりしてるんで寂しくはないですが、それがないと精神的にキツかったかもしれません。ゼロから人間関係を作るのも正直得意な性格ではないので。

だから、自分の寂しさメーターみたいなのがどこまで許容範囲なのかをある程度把握してから決めるのが良いのかなと。器用な人ならこっちで新たに人間関係を作れば良いし、そうでない僕みたいな人は寂しさの限界を超えないような環境を作るのが大切だと思います。

ヒロ:うん、私も同意見です。一人で過ごせる人は100%東京に向いていると思うので、今すぐ上京しても大丈夫。で、もし一人で過ごすのが得意でない人は、同じ趣味を持つ友達やパートナーを作っちゃうのが良いと思います。私も一人暮らしに全然向いていない性格でした。今だったらアプリやSNSで探すのもいいし、一人で飲みに行くのも東京では全然おかしくないので、そういう場所で友達を増やしたりとか。

ケン:僕が東京に来たときはキャリーケースを転がして10万円くらい握りしめてわけもわからず出てきたんですが、今となっては東京で正社員エンジニアをやれているので本当に上京してよかった。エンジニアみたいなデスクワークの仕事は、地方だと新卒カード使わないとまず入れないんです。自分は大学中退で現場仕事が長かったので、地元だともうキャリアチェンジは難しかった。でも、東京だとフィルターにかからず新しい挑戦ができたことが今につながっているので、地方で閉塞感を感じている人は上京すれば状況が変わるかもしれないということを伝えたいです。

ショウ:地方から東京に行きたいと話すと、地元の大人から「東京の人は優秀だから大変よ」と言われることがあると思います。でも、正直東京の人が全員ずば抜けて優秀なわけでもないし、同じような人たちばかりでもない。だから、自分の能力で大丈夫なのかなと不安を覚える必要はないです。やっぱり、東京に来ると選択肢は多くて自分のキャリアを広げる機会がすごく増えるので、来てみたいと思うならチャレンジして良いと思います。


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