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#6

朝青龍が食べていた玉ねぎの入った目玉焼きと白米を平らげ、昼時、僕はブラジリアン柔術をやっていた。

今日はスパーリングの日なのでいつもより気合いが入っている(と言ってもほぼ毎回スパーの日なのだが)。

1ラウンド目、早速黒帯の方と当たる。
いつも通り、どれだけ足を絡めようとも簡単にパスをされる、サイド、マウントの流れは、はいはいまたこれねと言わんばかりに簡単に取られる。
もはや、相手の方の準備運動にすらなっているのか分からない。圧倒的に帯が離れてる方とやる時は極められないことに注力している。

2ラウンド目、こちらもいつもの青帯の方。
反省なんてないかのようにいつもクローズドガードの中にすら入らせて貰えない。
3回は腕でタップしただろうか。

3ラウンド目、何回か当たってる白帯の方。
体格が自分より細身の方なので、割とひっくり返せる感がある。
ハーフを取られたので下からギロチンをトライ。
足を抜いてクローズドに出来なかったので半端な形で30秒もすると抜けられた。
パスされそうになったので、ブリッジしてハーフガードをとる。いつもと反対のハーフだったので、ニースライスがいまいち上手くいかず上を取り返される。
もう一度ブリッジ。
今度はサイドを取り、最近やってる肩固めをトライに行くも同義に引っかかってハーフに戻ってしまう。
そこからはマウントを取られたので決めさせない動きに集中。
3ラウンド目終わり。

インターバル無しで4ラウンド目、こちらも毎回当たる大きめの青帯の方。
この人をパス出来れば違う世界が見えるかもと思っているがなかなか難しい。
今日はいつもと違って動きをつけてみようと、両足を浮かせてサイドに両足が行くも、エビで避けられまたクローズドに戻る、を延々と繰り返し4ラウンド目終わり。

5ラウンド目、またもや黒帯の方。
今回は下からクローズド▶︎ラバーガード(ぽい形)になり立ち上がって不完全なマウントっぽくさせてもらったのだがいまいち何をすればいいのか分からず、「悩んでますねぇ」とおちょくられる。
取り敢えず三角に行きたかったので、また下になりセットの仕方を教えてもらう。
腕を流し四の字までは出来てるのであとは上半身の向きだけですねとの事だった。

6ラウンド目、手足が長い白帯の方。
この方にサイドを取られると息ができないことが多い。
だいたいいつも腕十字を取られるので、エスケープ重視で臨むも2回はタップしたかな。

前回に続き、技の収穫あり。

つづく…

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