薬膳の歴史(日本)
〇平安時代 984年
『医心方(いしんほう)』
隋の医書・本草書を編集。
飲食に関する記述あり。
〇安土桃山時代
『宜禁本草(ぎきんほんぞう)』
季節・症状別に食べて良い食べ物と悪い食べ物を紹介。
〇江戸時代
中国の『本草綱目』が徳川家康に献上された。
『養生訓(ようじょうくん)』貝原益軒(1712年)
バランスのとれた食事と適度の運動、良質な睡眠、そしてストレスは避けて心を穏やかに保ち、楽しみを持って元気に過ごすことの大切さが記述されている。
〇明治時代
『化学的食養長寿論』石塚左玄
『食物養生法 化学的食養体心論』石塚左玄
「陰陽調和(後述)」「身土不二(自分の生まれ育った土地の食べ物を食べるべき)」「一物全体(食物は一部ではなく全体を食べるべき)」を主張した。
〇大正時代
『保健学』二木謙三
「自然食」という言葉