【スマブラSP】ネス VIPから3週間で魔境到達までにやったこと【SSBU】
今年初め(2024/01/25)、メインキャラであるネスで いわゆる魔境クラスに到達することが出来ました。
追記：魔境2にも到達しました。たった一段位ですが1ヵ月かかりました。
0.はじめに
スマブラSPにはオンライン対戦の実力指標である「世界戦闘力」がありますが、上位のプレイヤーには「VIP」という称号がゲーム内で与えられます。
それとは別で、コミュニティ独自で世界戦闘力を段位化したものをクマメイトツール様が作成しており、その中でもVIPを超えた上の段位として「魔境」というものがあります。
推定ですがこの「魔境」は上位1～2%レベルと言われており、VALORANTでいう所の「アセンダント」、APEXの「ダイヤ3以上」、プロセカの「皆伝」、スプラ3の「XP2400」くらいでしょうか。
あまりネスをメインにした記事が無かったため、魔境までの自身の体験をnoteに綴ろうと思います。
負けることが怖くてVIPに上がってから潜れない方、相性を気にして勝てない方、そんな方々のヒントになれば幸いです。（ネス目線ですが）
あと魔境以上の方にはあまり参考にならないかもです。ご了承ください。
後は私自身、魔境2に到達した後また未VIPまで落ちてしまったので再度頑張るときの自分へのヒントも兼ねてアウトプットをします。
文字が多い記事になりますが、よろしければ最後までご覧ください。
1.自己紹介
改めまして、あべこと言います。
スマブラはDX移行全作やっているがforからオンラインをやるように。
・使用キャラは当初リュカだったが、ネスの撃墜の手軽さに惹かれ変更。
キーコンフィグ
・はじき出にくい、右スティックはスマッシュ攻撃、Xジャンプ
2.VIP～魔境までの区間について
VIP入りたて、魔境手前が一番きつかったです。
VIP未満はVIP未満と、VIP以上はVIP以上とマッチさせられる
・これがかなり大きく辛い。苦しかったです。
・正直VIP手前とVIP入りたての実力はあまり変わりません。が、問題は魔境以上のプレイヤーともVIP入りたてのレベルでマッチングするのでVIP落ちはかなりの回数経験しました。
・ここを切り抜けられるとまた一つ上手くなった気がします。
生意気にもネス対策がかなりされている
・ミラーも珍しくないくらいネスはVIPマッチに多いので皆さん上手に対策してきます。
・PKファイアーは即抜けられるし、崖ヨーヨーはちゃんと攻撃上がりで対応されます。対策済みを前提にして戦略を作る必要がありました。
・例えば崖ヨーヨーとガードで相手の崖の上がり方を誘ったり、投げからの展開を1試合内で変えることで勝率が上がりました。
・正直初見殺し力の高いキャラなので、
VIPまでは楽勝、そこからはキツい！がネスだと思いましょう。
戦場が難しい
・私は普段終点デフォなので慣れるまで練習が必要でした。
・未VIPもそうかもしれないですが、優先ルールを終点化にしていても戦場とやらされます。
・台PKファイアー、着地のやり方なども覚えました。
3.ネスのキャラのつかいかた
キャラコンセプト
・地上スピードが遅かったりリーチの短い技が多いところをふわふわする空中移動の広い動きでカバーするキャラです。
・特に必須コンボがなく単発の火力が高いため触りやすいです。
つまり
・空中技で稼ぎ、投げでバーストが基本軸のキャラクター。
・ゴチャった時にある程度ごまかしがきく。
判定の強い暴れや空ダサイマグなどで乗り越えられます。
・コンボが無いということは動きが分かりやすく単調になりやすい。
・コンボのお手玉にされがち
・どこかでぼったくりたい。そんな少年。
立ち回り別意識
基本的に「基本の立ち回り」「コンボ」「復帰」「反撃」「崖」「撃墜」
に分かれると思っています。各カテゴリ別に紹介します。
基本的にはガードで様子を見て
相手の技の出始めをつぶしたり、差し返しを狩りにいきます。相手に待たれる場合は横Bや空前でガードを固めさせてつかみで外に出して展開を自分から作ります。
撃墜は主に崖でメテオやヨーヨーを狙います。
空前
・引きながら打つ動きはとの場面でも強いです。
飛び込むとガードされて手痛い反撃を食らうので反撃を受けない位置に戻る動きをして、当たってくれたらコンボを繋げます。
・差し合いが強いキャラでは決してないので、
相手の技の隙にぶつけるのも強いです。
・ただ引きながらといいつつ相手のラインを下げる動きは常に心がけます。
横B
・後隙の少ないジャンプ横Bがおすすめです。
・深く横Bが当たったときは前回避で回り込んで連続で当てるのも初見殺しになりパーセントをいきなり真っ赤に出来ます。
・浅く当たった際はベク変した場所に空前や掴んでコンボ始動にします。
・その他ジャンプPKファイアー（通称：なぎころファイアー）なども強いですが操作が少し難しいのでまだ使わなくて良いと思います。
・使えるならそこから空下、空後がつながるのでめちゃ強いです。
下強
・1発当たると大体つかみが通ります。
空中技で飛び込んだ後にすぐ下強を擦ってごまかすのも良いです。
空N
・判定勝ちしやすくジョーカーのように前感性を付けながら振りながら近づくのが強いです。
・ただ真価を発揮するのは40～60%範囲でダウン狙いで振るのがおすすめです。
ダウン連
・ついでに説明します。
・ダウン連に関しては弱でも良いですが、
火力が高い下強x2→横B→空後（横スマ）がベターです。
・またキャラ限ですが、下強→サイマグ→横スマも強いです。下強と違い少し遠くに飛ばすのでバットの先端が当たります。
サイマグダウン連確定表
前投げ
・後ろ投げだけと思われがちですが、ネス使いを見ると前投げで展開を作っていることが多いです。
・その理由として固定ふっとばしという点が挙げられます。
・シチュエーションに左右されないので崖に出してからの展開が得意だったり相手の行動や癖を見るのに適しています。
Webで検索すると出てくるもので十分です。
基本のコンボ
・下投げ→空前→空前
・横B→空前→空前
・横B→下投げ→（その場受け身）横B→空前→空前
・空上→空上
・サイマグ→空ダサイマグ→空前（空N）
撃墜も狙えるコンボ
・空下（メテオ）→空上
・下強→後ろ投げ
・反転サイマグ→空後
こちらから差し込むキャラではないのでPKファイアーでけん制して飛んできたところをガードするのが良いです。
ガーキャン行動は空N、空前が無難です。
相手のパーセントが溜まってくると掴みを警戒され、回避を使ってくる率が上がります。
それ読みのガーキャン上スマホールドも非常に強力です。
つかみ
・伝家の後ろ投げで全てを葬ります。
・下強を当ててからの掴みが通りやすいです。
・撃墜の2割くらいがこれですね。
上スマ（崖に垂らすやつ）
・必ず殺すと書いて必殺技です。ネス唯一無二の技ですね。
・スマブラは崖をつかまり移行時に2F無敵にならない時間が生まれます。
上Bで崖に近づく。上Bは継続しているので上に攻撃判定があります。
崖掴まりへ移行し、上Bが解除されます。攻撃判定と無敵がないです。
移行2F目もまだ無敵がありません。
3F目で無敵が付きました。
※ミューツーやパルテナなどのワープ系にも例外なく2Fがあります。
・崖にヨーヨーを垂らすと最大1秒攻撃判定が出続けるので相手が特に工夫しない限りほぼ当てることが出来ます。
・なんとなく振り得の害悪技みたいなイメージがありますが（正しい）適当に振るのではなく、相手の動きを見て技を出すことで より本領を発揮します。
・撃墜の2割がこれです。
上スマ（崖上がりに当てるやつ）
・上手く生かすと普通に垂らす方よりも正直10倍くらいやばいです。
・画像はネスの崖ヨーヨーを搔い潜りなんとか崖を掴めた後の流れです。
・崖の上がり方は「その場あがり」「ジャンプ上がり」「回避上がり」「攻撃上がり」「崖離し」「掴みっぱなし」の6つを選択できますが、この状態の時のブラピは「攻撃あがり」でしか基本勝てません。
・なのでこの画像では「攻撃上がり」一択になってしまいます。
・それを前提にした作戦が以下の通りです。
・つまり攻撃上がりを誘ってガーキャン上スマをぶち当てる、
これです。ネス対策が進んだ先の対策殺しです。
・多用するのも良いですが、絶対当てたいというシーンが必ずどこかでやってくるので、そこまでの伏線としてあえて1,2ストック目はヨーヨーを出すなど工夫をいれることで脳死マンを狩れます。
・ガード後にガーキャン上スマではなく、前投げをして再度読みあいを仕掛けるのも非常にありです。
・撃墜の3割がこれかもしれないほど強いです。
あまりにもネス有利な読みあいです。
PKTA
・一見ロマン技っぽいですが狙えば狙う分だけ結構当たります。
・とはいえイーブンの状態から当てるのは大変なので私の好きな当て方を紹介します。
・崖で丸を描いてPKTA：上と横から復帰するキャラに刺さります
・横回避(DA)読みPKTA：突発でやると焦ってくれます
● 上B
・上スマで吹っ飛ばした時にギリギリ耐えられたときにPKサンダーで追い打ち撃墜も結構強いです。
・落下中の相手の下でぐるりと円を書いてから当てると空中回避にも刺さります。
崖下にPKファイアー
・相手の復帰に合わせて崖の斜め下にジャンプ横Bをします。
・これが意外と強くてひっかかった相手に空Nを当てたり、ジャンプをつぶして復帰ミスを誘うこともできます。困った時の手として出した結果助けられた試合はいくつもあります。
・ヨーヨーが聞かないキンクル、しずえ、ルキナなどには逆にこっちが刺さる場面が多いので相手キャラにも合わせた行動をしましょう。
嘘即死コンボ
・最後に0%撃墜が狙える嘘撃墜コンボを教えます。
・空前→サイマグ→空下でメテオになり即死出来ます。結構簡単なのでトレモで復帰まで試してみてください。
・ただ普通に回避を入れられたら抜けられる上、ジャンプを使用してネス自身も崖外に出るので復帰で少しごたつくとこちらが死にます。
・知らない人殺しとして手札に持っておくのも良いです。
撃墜技ありすぎだろ！これの他に空中技や強攻撃でも倒せます。
復帰ですが、いくつかテクニックがあるため紹介します。
2連PKサンダーアタック
・壁に当てて再度上Bを出す技。必須テクです。
・余談ですがフェイトリロードという技名らしい。かっこいい朧
・崖際でPKサンダーをステージ側にぶつけて崖をつかむテク。
・ネスの復帰は狩られやすいため横や上から変える際におすすめ。ディレイ下から復帰
・真下からの復帰はカウンター技やメテオに弱いのでネスの下のほうにサンダーをくぐらせて深いところから復帰します。慣れたら安定するのでネスをこれから使おうと考えている人は是非覚えてほしいです。
最後におすすめしない行動について。
DA
・撃墜技の一つで、3段目を当てるように振れば反撃をほとんど食らわない技らしいです。
・ただ大体ガードされますし、コンボ耐性のないネスは展開を作られると本当にきついので出来るだけ振るのを我慢しましょう。
・振るとしたら崖上がりからすぐDAで意表を突くとかですかね。
・何も考えず振るのは本当に弱いので控えましょう。
vs剣キャラにおけるサイマグ
・コンボのサイマグなどは強力なのですが、上にあげられたときに着地をずらすサイマグやサイマグから差し込んだりはリーチのある相手には刺さらなかったりします。
・それをやるなら空中回避でさっさと地に足を付けた方が良いです。
4.簡単なキャラ対策
私は自作のエクセルで戦績を管理していました。
何故これをしたかと言うとキャラ別に勝率が見たかったのと、オンライン上のキャラ分布が知りたかったのが目的です。
VIPに多いキャラと対策法を書いていきます。
VIPにいないキャラを対策しても無駄なので。
またキャラ全体の対策に関しては、多キャラ使いのりぜあすさんのスマブラノートが物凄く役立ちますのでこちらも参考にしました。
マリオ
・コンボを食らうのはしょうがないと割り切る
・ポンプをためた場合はジャンプを温存しておく
・掴み始動のコンボが多いので着地時に下強を入れたりサイマグを当てる
キンクル
・崖ヨーヨーが効かないので崖メテオ狙いで横から空後を当てる
・鉄球は反射しない。反射返しされると死にます
・横Bも反射されるのでジャンプ横Bを使う
ロイ
・かなり苦手
・空後と横Bは絶対に食らいたくないので崖を掴んだ時はその場上がりをしない
・掴まれてもリターンがないのでガード多めでチャンスを狙う
マルス/ルキナ
・同じくガード多め
・横Bを当てたときに大体上Bで抜けてくるので反撃したい
・ヨーヨーが効かないが、横に押し出すことを意識
リトルマック
・個人的に苦手なだけかもしれないが勝てない
・地上の立ち回りで上手く勝てないので、透かし掴みやめくりなどでなんとか外に出して早期撃墜を狙う
・崖は上スマではなく下スマがオススメ。あまり先出ししすぎると横B復帰を当ててくるのでガードをしてから
ピチュー
・小さいキャラはSJ空前などが入り辛いが、ピチュー限定仕様でサイマグを当てると確定でダウンするためそこからコンボをつなげたい
・技の押し付けが激しいのでこいつもガードが大事。体重が軽いためネスならすぐに逆転も可能なので焦らない
ガノンドロフ
・個人的苦手寄り
・上手いガノンはかなり様子を見てくるのでこちらも横Bメインでけん制する。相手がつまんねーと思うほど引いた立ち回りが大事
・横Bはガノン有利なので同じ方向に転がらないようにする
カズヤ
・得意寄り。人口が多いので当たったら餌だという気持ちを持つ
・全員コンボは上手いので死ぬときは死ぬと割り切る
・こちらも引き気味で掴みや横Bから流れを握る
・外に飛ばしたときにビームを出してくるのでサイマグで吸うかバットで反射する準備をしておく
ネス（ミラー）
・復帰はサイマグで吸ってしまう
・これをすると回避で帰ってくるのでそこにヨーヨーを当てるなどこちらがゲームを握るのが大事
・上投げも有効。大体暴れてくるので確認してから反撃が刺さる
・使うと分かるが復帰でPKサンダーを出しているときに相手が近くにいるとすごい嫌なので弾に当たりに行く、もしくは本体に当たり復帰距離を短くするのも良い
ソニック、ゼルダ、ゲッチ
・辛い。あきらめてください。
5.魔境までの取り組み
トレモ
・は不要です！（ネスに限り）
・マルチマグなど難しい技は魔境ではいらないですし、結構その場その場でアドリブ力がいる性能なので実践を積んだ方が良いです。
専用部屋
・ゲーム起動時にいきなりVIPをやるのは怖い！
・分かります。私は「だれかと」モードをやる前に「専用部屋」で野良募集をしている部屋に入り指を温めています。
・相手の戦闘力が分からないので、相手を見て上手いなーと思う行動を見てそのまま参考に出来ます。あとは負けても何もないので変に緊張しないのもありますし、なんなら左下のメッセージに「5連勝！」とか出ていると積極的に止めたくなります。
・この時、通常のオンラインでやらないような少し責めた行動も練習します。私であればディレイを大きくつけた崖上がりや、ホムラのブレイズエンドやゼルダのファントムなど難しい反射をやってみたり、着地狩りのPKフラッシュでどれくらい回避やジャンプを切ってくれるかを見たりしていました。
・いい感じにあったまったなーと思ったら「だれかと」モードを開きます。
・あと同じ実力の友人がいるのであればワイワイ遊ぶのも良いと思います。窓とかに入るのも良いかもしれません。ネス窓も存在します。
・理由としては負けたときに何故勝てるのか理由を尋ねることが出来るからです。弱い自分を認め、アドバイスを受け止める姿勢が大事です。
VIP
・注意点としてどれだけ勝ってもどれだけ負けても最大5試合程度にします。集中力が続かなく、負けが込んでくると取り返したい気持ちで沼にハマりますし、明日は下がったところからのスタートになるので長期的な目で見て少しづつ数値を伸ばすつもりで取り組みます（あくまで段位や数値を目標にする場合）。
・「あまり数値を気にするな」とこういうゲームは言われがちですが数値は見るべきです。私は前述したとおりデータとして登録し可視化することでキャラ対に活きてきました。そのグラフをよく見ると分かる通り、一度魔境達成した後に未VIPまで下がっています。落ちたことをいちいちストレスにしていてもしょうがないのでまた弱いキャラと練習させてくれる場が出来たと思い込むようにしましょう。
魔境1～2
・私は魔境2までしか経験できていませんが、本当に強い人が多いです。
・Twitterで魔境卒業しました！としゃべるアニメアイコンもあなたよりよっぽど強いです。ワンチャンもありません。
・上手いプレイヤーの動きを真似るというのは非常に効果的でした。
強いプレイヤーを参考にする
・ネスで言えばGacktさんの名前が上がると思いますが、実はネスの動画を上げている方は何人かいます。
・名前をあげるのは何となく危ない気がするので伏せます。「PKフラッシュ同好会」の動画を上げている方や「ネスで戦闘力神」を持つゆっくり実況をされている上位プレイヤーの動画なども技別の動画を上げていてものすごく上達の向上に役立ちました。
・またスマメイトでネス使いのページ一覧を見ることが出来、Twitterプロフィールのリンクも載っています。ネスの撃墜集などの動画をツイートしていることもあるので自分の上達に向けて生かしましょう。
6.おわりに
以上が、ネスで魔境まで到達するまでの解説になります。
最後にまとめです。
ネス対策がかなり捗っていることを前提に、前投げや崖ヨーヨーをしたときの相手の反応を伺いながら撃墜までの作戦を立てる
こちらからあまり責めないようにしてガードを張る崖の読みあいで絶対に殺すという気持ちを持つ
VIPマッチは1日5試合までにして、それ以外の場所で実力をつける。
VIPに多いキャラをメインで対策を練る
強いプレイヤーのスキルを盗み、自身の課題を解決する
魔境到達に向けて本記事が役立てば幸いです。
「ネスもママに似てがんばり屋だなあ」
「無理するなよ。」
ガチャン、ツーツーツー。
