リフレッシュしようぜ！お前サンドバッグな！

　多趣味とまではいかないが、私にはそれなりに趣味がある。しかし、そのどれもがリフレッシュには向いていない。

　散歩したり自転車を漕いだりするのは好きだが、目的なくフラつくのはなんか心許ないので、いつも目的や口実を作らなければ気が済まない。

　食べるのは好きだが、所持金が減るうえにカロリーを摂取することへの罪悪感から、気分としてはプラマイゼロ。

　カフェでゆったりするのは好きだが、じっとしていると何かしなきゃと思い、アイデアを練ったり勉強したりと「有益」なことをしなければ気が済まない。

　趣味にして最大の特技である囲碁も、勝った時は非常に気持ちがいいが、負けるとかなり悔しい。良くも悪くも囲碁に関しては本気なので、リフレッシュには向いていない。

　創作に関わらず、仕事をするあらゆる人は適度にリフレッシュすることが必要不可欠だと思う。しかし、長い間私はリフレッシュの仕方がわからなかった。Google先生に聞いてもわからなかった。
　おそらく親切に悩みを聞いてくれる犬のおまわりさんも、その難しさのあまり泣き出すことだろう。こんな迷子の子猫ちゃんがいてたまるか。

　しかし、今日風呂に入ってそのことについて考えたところ、一つの答えが出た。
　達成感を得ることがリフレッシュの秘訣なのではないか、と。

　例えば山を登ることが趣味の人は、山登りそのものではなく登頂することがリフレッシュになっているのではないか。

　もちろんそれが全ての人に当てはまるはずはない。しかし、最初に述べた私のリラックス失敗談を分析すると、少なくとも私はそれに該当する可能性がある。

　最近ノンストップで考えたり作業したりして気が休まらないので、今夜は今日得たこの気付きを実践してみたいと思う。

　主目的である好みの分析からは少し踏み外したが、気付いてしまったものは仕方ない。明日は好きな作品について書いてみようか。

　追記：あまりにも遊び心のない文章になったので、タイトルでふざけ散らしました。