【ネタバレあり】時光代理人1期完結と残された謎①
時光代理人1期完結！！
3/27(日)の放送『#12 光をくれる人』で1期が完結しました。
いやいや。解消してない謎がたくさん残ってるうえに、さらにすさまじい展開を残してのヒキ。2期の日本版放送してくれますよね？？
ちなみに中国では2期の放送は決定しており7月～bilibili動画にて配信予定だそうです。
Twitterや5chでは最終回に向けて投稿数や書き込みが明らかに増加。前回の記事で「日本ではあまり人気がない」と書いた本作が、再放送や一気配信などでじわじわと人気を獲得している様子がうかがえます。
※くどいですが、2期の日本版放送してくれますよね？？
今回は本作に残された伏線や謎について、1期を振り返りながらまとめていきたいと思います。はい、自分用の考察メモです。
物語の本筋に関する謎
まずはストーリーの中で警察も追いかけている「連続殺人事件」に関して。
連続殺人事件
はっきりと連続殺人事件についてハッキリと触れているのは『#09 逃したシグナル』冒頭部分にて。肖力（シャオ・リー）刑事がルー・グアンに説明するシーン。
シャオ・リー「ここ最近、動機不明の殺人が続いている。被害者には共通点もない。だから俺たちは、連続殺人事件だと踏んでいる。ただし今ある手がかりでは犯人を見つけるのは、難しい」
ポイントになるのは『動機不明の殺人』『共通点のない被害者』
そして警察は『連続殺人事件』と考えている、という点でしょうか。特に警察が『連続殺人事件』と考えるに至った根拠については気になります。
これは『#10 善意の代償』にて触れられています。
シャオ・リー「容疑者はおそらく反社会的な人格か、侵略性が強い。ターゲットは無差別だと思われる。犯行計画は緻密で自殺と誤認するほど巧妙だ。一件を除いてな。被害者ウー・リーホアに関しては事件前、この男と一緒に車に乗り込むところを目撃されている」
同時に映し出されるリウ・ミンの写真。エマ殺害事件以外については『自殺と誤認するほど巧妙』な手口であるというのはポイントですね。エマ自体も当初は自殺と発表されていましたし。
アナウンサー「今年9月、川から遺体で発見された女性の死因は自殺と判定されましたが、ここにきて他殺の可能性が浮上しました」
アナウンサーの『今年9月』というのがすごく気になりますが、その考察は一旦置いておき、この『連続殺人事件』の被害者の数とエマの関わり方については『#07 消えた息子』中盤。警察署内でシャオ・リー刑事が事件ファイルを確認しているシーン。この部分から警察が『連続殺人事件』と考えている一連の殺人事件の最初の被害者がエマだということ。エマを合わせ、少なくとも8人が殺されていることがわかります。
エマのファイル：受害者001
楠幽のファイル：受害者006
刑事「頭がキレるのになぜこんなことを」
趙霖（趙は簡体字）のファイル：受害者008
刑事「チェン・ビン、7人目の被害者の資料がないぞ」
という部分から、警察は「8人（以上？）の自殺っぽい遺体」には何かしらの関連性があり「エマと男（リウ・ミン）の目撃情報」からこの事件を写真に写った男（リウ・ミン）による『連続殺人』と考えていることになるでしょうか。結構ザル推理だと思いますが。
次にこの一連の事件がどのくらいの期間で起こっているのか。ここが非常に不可解です。
まず、1人目の被害者（と警察が考えている）エマ。エマにダイブしたのが2021年4月16日22時頃（#01 エマ ルー・グアンの時計より）
仕事を持ってきたリンの発言からダイブ先（春巻の写真を撮った日）は2021年の4月14日になります。
リン「おとといの夜10時にSNSに上げたやつ。」
翌日の4月15日の朝に財務諸表のデータを盗み見てミッションは完了。同じ時間を過ごしている現在世界では4月17日朝10時に。
ルー・グアン「データは全部記録した。任務完了だ」
アナウンサー「昨日、チュエダーゲームが財務データ偽造により営業停止に。CFOともう1名が逮捕されました」
舞台は一旦時光写真館に戻ったあと、再びエマへ。
同僚「エマ、彼の助手だったことは職歴の汚点になるわ。この業界ではやっていけない。まだ若いんだし別のスキルを学んだ方がいいんじゃない」
このあと、片付いた部屋や春巻を見つけたエマは（おそらくこの日初めて）ケータイを確認。両親に（シャオシーが）送ったメッセージを発見し、両親のもとへ。途中でリウ・ミンに連れ去られます。そして#01のラストシーンへ。
アナウンサー「昨夜、郊外の川で女性の遺体が発見されました」
おそらく4月中旬に殺されているはずのエマについて、#03では『9月に発見された遺体』と言われています。だとすると#01の終盤、ルー・グアンが遺体発見のニュースを見る直前に、時光写真館でシャオシーとルー・グアンがエマについて話しているシーンは、ほぼ半年後の9月？？？ということも無いと思いますが。ここは残った謎ポイント。日付については制作側がそこまで意図していない可能性もあるのでそこまで深堀りたくはないところです。
そして、#12で殺人犯（仮面の男）が時光写真館を訪れたのが10月22日の深夜。実に最初の被害者（エマ）から半年の間に被害者が8人。なかなかなペースですね。
重箱の隅をつつくような感想ですが、#03でアナウンサーが「今年9月～」と言っているということは、そのタイミングではおそらく10月に入っていることになります。そうなると、番外編を除く#03～#12までは3週間くらいの出来事に。なのに#01は数か月の時差があるとは考えにくいですね。
ちなみに別の考察になりますが、#02でもエマが登場。ルー・グアンが意味深な回想をしています。
シャオシー「いつか、俺たちも考えが食い違ったら、手を切るのかね」
#01ラストシーンでのエマのニュースを思い出すルー・グアン。
シャオシー「俺を裏切ってコソコソ悪だくみでもしたら…」
ルーグアン「くだらない」
シャオシー「そのキレイな顔をボッコボコにしてやるからな」
警察が追っている『連続殺人』だけでも考察ポイントが多く、1記事ではとてもまとめきれません。その他はまた別記事で考察したいと思います。
中国での2期が始まるまでの3か月、時光ロスは考察で埋めていきます！
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