約30年ぶりの海外旅行 バリ島台北経由 3
関西国際空港に無事たどり着き、チャイナエアラインのカウンターへ。
明朝のバリ行きボーディングパスまで欲しかったのでしっかり確認すべく有人カウンターに並ぶ。思えば、この待ち時間が長かった…
40~50分は待っただろうか。ひとり行動がつらいのはこんな時。
「荷物みてて!」と言ってトイレに行ったりできない。
(これは象徴的だなあ。
パートナーを亡くしてひとりで生きるって事は、トイレにもすべての荷物を持って入る状況に似てる。
まあ、誰か信頼できる人にその都度助けて貰えば良いのだけれど)
ようやくパスを二枚受け取り、荷物検査に向かう。
導線が分からずここでも「次はどこ?あっち?」と聞きながら。
ここで持ち込んだ「虫よけスプレー」が発見され、見せて!と言われる。
一応さっきのチェックインカウンターで確認したんだけどなー。小さいものなら大丈夫でしょうって。係官は手のひらサイズの「虫キック」をしげしげと眺めたのち返してくれた!ほっ!
長年のマンション暮らしですっかり虫に弱くなっているのだ。そんなんでバリ島に行って大丈夫?お守り替わりの虫キック(その後の3度のフライトでこれをチェックされることはなかった。今まで持ち込んで来たんでOKってことかしら?)
出国審査はパスポートを自動ゲートにかざすのみ。
さあ、あとはフライトを待つだけ!
ゆったりした待ちスペース。充電装置もシートに完備。日本ってこういう所手抜きしませんね。私はスマホの充電がなくなることも恐怖で、そのくせ荷物がいやだから充電器持たずにいるのでこれは有難い。
(台北・桃園空港にも充電設備はあるものの数量は限られていました。
バリ島・デンパサール空港では優先座席のみの設置でした)
私は緊張からか、珍しく食欲がない…。きらびやかな空港レストランにも魅かれず…。機内食って出るのかな?確かめずに来ちゃった。
同じ便に乗るつかの間の仲間たちは、みなさん寛いで空港を満喫している様子。重たいスーツケースから解放されてのびのび食事・買い物を楽しんでる。
私は全荷物と共に快晴の空を眺めるばかり。
そろそろ日の入り。夕暮れが美しい… なぜこんなに綺麗なの…
そこへ、友人から「行ってらっしゃい!」メッセージ!
わあ、今日出発って覚えててくれたのね。嬉しい…
ほろっとくるなあー
ありがとう!
(けど、お土産買うゆとり(荷物の)はないはず。ごめんねー)