私の脱皮
私は今年、今までの自分を脱皮した。
「脱皮」という言葉の使い方は合っているか
どうか自信はない…。
私は今までいわゆる都会、人が多いところで住んできました。
そこは暴走族、荒れている、治安が悪いなどと言われているところ。
そんな地域性と家族(以前書いた記事を参考に)が相まって中々殻に閉じこもっていました。
こどもってどこに住むかなんて決められない。
抗えない環境…。だからこそ何年もそこに住んでいると、不思議と居心地がいい気がする。
どちらかというと「錯覚」に近いかもしれない。
だってどこに住んでもいいから。
長い間住んだところが正解なんてはずもない。
ずっと「生まれ育ったところが良い」という
イメージ、外皮を剥がすことができなかった。
ほんの少し知り合いが多いだけで。
変わるのが面倒なだけで。
私は人と触れあいたかった。
近くにいる人がどんな人なのか知りたい。
困っている人がいたら助けたい。
コミュニケーションが得意というわけではないが、色々な人と話したい。
だからこそ、思いきって生まれ育った場所でしていた仕事を辞めた。
その仕事では、「今日は暑いですね」
そんな薄い会話。なにか違う、でもどうしたらと悩んだ。なにも解決には至らなかった。
「よし!出よう、故郷を」
そう決意し、田舎暮らしをすることにした。
初めてはもちろん友達もいない。
しかし、都会で感じた冷たさ、薄さは感じなかった。
ここから始める。
一歩踏み出したこれからの未来が楽しみだ。