手足口癒~
"Man cannot live by bread alone"
「人はパンのみにて生くるものにあらず」
モーゼまたはキリストの言葉とされている。
「人は物質的な満足だけではなく、精神的な満足も求めて生きる存在である」
概ねこう解釈されている。
が
breadはパンだから、物質的な金やモノより肉体的満足な気がする。
「人は肉体的な満足だけではなく、精神的な満足を求めて生きる存在である」
こっちのほうがしっくりくる。
肉体的な満足とは、三大欲求も含めた満足で、それさえ満たされていれば幸せ、そんな人がいるのかもしれないが、ほとんどの人はそれだけでは足りない。
精神的な満足も求めている。
精神的な満足とは、良好な人間関係を築けているということ。
プライベートでも仕事でも、良好な人間関係が築けていれば、充足感や安心感、幸福感が得られる。
人と泣き笑い、共感し、思いやり、尊重し、信頼し合い、円滑なコミュニケーションが出来ていれば、良好な人間関係を築けているといえる。
唐突だけど、しばしば流行する「手足口病」のニュースを目にしたとき、手と足と口の存在意義、重要性を考える。
手と足と口は、人のために動かしてはじめて、共鳴し、呼応し、人を癒し、自分を癒す。
自分の手で肩や腰や足、疲れている目のまわりをマッサージしても全然、まったく気持ち良くない。
自分で自分を癒すことはできない。
すごい!
えらい!
よくやった!
どんな言葉を自分に投げ掛けても何も感じない、何も響かない。
人には人の手足口が必要。
手足口病と聞いて、こんなことを考えるのは自分だけ。
たぶん。
それじゃ寂しい。
だから、ここまで読んだ人も道連れに、今後、手足口病が流行するたびに、人のために、自分のために、手足口を動かすことを考えてもらう。
手足口「病」ではなく、手足口「癒」がいつでも流行してほしい。
参考までに、手足口癒は「てあしくチュ~」と読む。
小さな助けだけれど 心からの贈り物さ
手と手 手と手 つながって明日に続く🎵
手と手を 手と手を さぁ その手と手を🎵