春の宵に
冬と呼ぶには暖かくて
春と呼ぶにははやすぎる
そんな今宵には
シャンディ・ガフを頼むんだ
いつものより甘い気がして
氷のようにつめたい傷跡に
瘡蓋を作ってくれる
浮かんでくる泡とは
裏腹に気持ちは沈んでく
残りを喉に流して
刹那のように 春の夜の夢のように
あゝ こんな感じで生きていっても
素敵な大人になれますか?
恋と呼ぶにはあたたかくて
愛と名付けるには少しせつない
そんな今宵には
シャンディ・ガフを頼むんだ
いつもよりも人恋しくて
氷のように硬い心を
あの人に溶かして欲しい
浮かんでくる泡とは
裏腹に気持ちは沈んでく
残りを喉に流して
刹那のように 春の夜の夢のように
あゝ こんな感じで生きていっても
素敵な大人になれますか?