あじさい
暗がりの部屋に
ひとり
わざと灯りもつけないで
天井を見つめたまま
思い出している
思い出している
黄昏時に
川沿いの道
アイスクリーム片手に
初めて交わした
きみとの口づけ
紫陽花の花は
香らないけれど
ぼくらの
毎日のかたちは
少しずつ
変わっていくよ
そうさ
変わっていくよ
暗がりの部屋に
ひとり
わざと灯りもつけないで
天井を見つめたまま
思い出している
思い出している
黄昏時に
川沿いの道
アイスクリーム片手に
初めて交わした
きみとの口づけ
紫陽花の花は
香らないけれど
ぼくらの
毎日のかたちは
少しずつ
変わっていくよ
そうさ
変わっていくよ