野良猫から家猫へ。茶白猫の諭吉(ゆきち)の捕獲ストーリー
わたしが、ある地域の野良猫をTNRをしてから、2年目になります。
ある地域ではトータル11匹の猫を捕獲→避妊or去勢手術→リターン(元いた場所に返すこと)をし、ごはんをあげてきました。
今は6匹の猫を確認しています。
そして2023年の夏から、私を見かけると、短く高い鳴き声で「にゃ!」と言って出てくる茶白猫がいました☺️可愛いですね。
ごはんをあげると、食べる前に私にすりすりしてきます。ごはんより、人間と交流したいのかー。ますます可愛い。あまりにも人懐っこくて、野良にしておくのが可哀想になりました。
会うたびに夫に茶白猫の動画を送っていると、夫が「飼おうか」と言ってくれたので、いつも一緒に保護猫活動をしている方にお願いをして、捕獲を手伝ってもらうことに🐈
1度目は、失敗でした。
2年前に捕獲されたことのある、捕獲機。記憶があるので、警戒心が勝って、捕獲機の中に餌があっても入ってくれませんでした😭
2度目は、成功しました。
とても大きな捕獲機を借りてきてくださったので、中に置いてあった餌の方に、私が茶白を持ち上げてヒョイ、と置いたら、餌をを食べているうちに捕獲機をしめることができました!
茶白は困惑して中をグルグルまわっていますが全然叫んだり怒ったりしません。
大きな捕獲機から、小さな捕獲機にうつすのがとっっても大変でしたが、3人がかりで知恵をだして、なんとか捕獲に成功です!
その夜に、病院へ連れて行き、一泊、翌日に猫エイズと猫白血病の検査をしてもらいました。
我が家にはすでに8歳の黒猫ななちゃんがいてるので、猫同士でうつる病気をもっていたら飼われへんなぁ、、、まぁ大丈夫やろ。と話し合っていました。
しかし結果は、猫エイズ😭😭😭
家族3人で名前は諭吉(ゆきち)って決めて、先住猫とどうやって仲良くなるかなーとワクワク話していたので、すごくショック😭
同居の方法をいろいろ考えて話し合いましたが、やはり先住猫ファーストだし、提供してあげられる隔離部屋だけで過ごさせるのってかわいそうじゃない?ってなったので、茶白猫を泣く泣くリターン(元いた場所に返す)しました。。。
いまは猫エイズキャリアとの多頭飼いは普通で、血みどろの怪我をしない限り大丈夫と、動物病院の方に教えてもらいましたが、初心者🔰の私たちには難しいと決断しました。。。
普通、野良猫は捕獲機から出て行く時は、ものすごいスピードで走ってどこかえ消え去るのですが、茶白猫は違いました。
ものすごく温厚な性格なんだと思います。
トコトコとゆるい歩きで、いつも通りのペースで自分のナワバリまで歩いて行きます(走らない😂)めっちゃマイペースで笑ってしまいました。
それで私は、家に連れて帰ってあげられなくてごめんね。と謝ったら
「どっちでもいいよ。大丈夫。」と茶白猫は言ったような気がします。そのままアパートの隅の暗闇に消えて行きました。
猫エイズが発症しないよう、栄養価の高いごはんを提供することを彼に約束して...
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