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ゴーストフィクサーズ セカンダリ考察[ ガルガンチュアの胃袋 ]編

セカンダリ考察の時間だぜ

魔理沙 セカンダリ考察では、いつものガチ考察シリーズの代わりに、セカンダリに焦点を当てて、そのセカンダリがどういうものなのか、本編での扱いなどを話していくんだぜ。

霊夢 この考察には『ゴーストフィクサーズ』最新話のネタバレが含まれるので、必ず本編を読んでからみるようにしてね。


※当noteは『ゴーストフィクサーズ#3』の時点で考察されたものであり、note
公開時点で既に『ゴーストフィクサーズ番外編#2』によって[ ガルガンチュアの胃袋 ]の詳細が公開されておりますが、なんか負けた気がするお蔵入りさせるのも嫌なので、未完成ではありますが公開しております。
温かい目で読んでくださいますようお願いいたします。


1.ガルガンチュアの胃袋

魔 セカンダリとは、校正官フィクサーの持つ「装備として持ち出しを許可されたGHOST」のことだぜ。最果のセカンダリの一つである[ ガルガンチュアの胃袋 ]ことガーちゃんは、「モノをほぼ無限に収納できる」シンプルな能力ながら、非常に汎用性が高く、攻守共に最強なんだ。

霊 ガーちゃんってネーミング、最高に可愛いわ!それにしても、そこまで強いの?

魔 ああ、私が思うに、現段階で一、二を争うレベルで強いぜ。今回はその最強っぷりを解説していくんだぜ

2.食いかけどん兵衛からサブマシンガンまで

魔 ガーちゃんはダイヤル式トランクケースのGHOSTだぜ。最果の呼びかけに応えてロックを外しているし、たまに声もだしていることから(「ア゙ヂィイイィッ」とかな)、おそらく自我を持っていると考えられる。
本編の内容から考えられるガーちゃんの能力は次の3つ

1.トランクの000~999のダイヤルごとに別々のモノを入れられる

2.使用者がナンバーを宣言(もしくは心の内で唱える)ことによってモノの出し入れが可能。使用者以外の宣言も有効かどうかは不明

3.入れたモノの重量・体積は消滅あるいは0に限りなく近づく

魔 特に、
3.入れたモノの重量・体積は消滅あるいは0に限りなく近づく
これは正直言ってぶっ壊れ能力だぜ(作中ではまだこの能力の言及はなかったが、描写からこれらの能力があることは確定)


霊 最果ちゃんは短機関銃無限弾からどん兵衛まで、カバン一つであらゆるものを常に利用できる状態、これは強い。
飲み込むことで敵の質量攻撃も防げるし、ピンチの時には住民を安全に格納するシェルターにもなる。

魔 追加で 雲母坂の方々が色々オマケしといてくれた(#3)らしいからな。あまりにGHOSTが増えると使いこなしにくいものだが、ガーちゃんを持っている最果の場合は違って、臨界点に達するまでは、ほぼかけ算式に対応力も上がっていくことになる。
攻守共に最強ってのは、そういうことだぜ。

霊 弱点といえば、ナンバー忘れかしら

魔 最果がたびたびやってるアレ、だな。実際、解除には使用者自身がきちんと思い出す必要があるようだから、一番の障害はそれだろう。個人的には、ガーちゃんが破壊されたら中のモノはどうなるのか は気になるな




ぬえ 私が注目したポイントは、食いかけのどん兵衛が、ガーちゃんに入れた時の状態のまま崩れないで出てきたこと。
その理由はまだ明かされていないが、個人的にはガーちゃんの腹の中は時間が止まっている(もしくは、ものすごく遅い)説を押したい。
もしそうなら、最果のプライマリや、あの時ひふみより早かった理由(#2)と繋がる…かもしれない。
いかんせん、情報不足。


ガルガンチュアの由来

魔 これは多分本編とはあまり関係のないことだと思うんだが、一応気になる人もいると思って調べてきたんだぜ(というか、私がそれだった)
ガルガンチュア(英:Gargantua)っていうのは、中世フランスの伝説に登場する、大食で快楽主義の巨人の名前なんだ。表記ゆれにガルガンテュア、ガルガンチュワがあるが、まあ大抵はガルガンチュアだな。有名な、フランソワ・ラブレーの「ガルガンチュアとパンタグリュエル物語」では、美食家で大食漢の王様として描かれているぜ

霊 現代でもいろんなゲームや物語で「ガルガンチュア」の名前にちなんだものが登場するし、結構見慣れた人も多いかも?

魔 やっぱり「ガルガンチュア」って名前の響きが良すぎるよな。厨二心をくすぐる何かがあるんだぜ

余談

霊 さっきのガーちゃんの能力表に

2.使用者がナンバーを宣言(もしくは心の内で唱える)ことによってモノの出し入れが可能。使用者以外の宣言も有効かどうかは不明

ってあったけど、なんとなく、最果ちゃん以外の要求をつっぱねてるガーちゃんが想像できちゃうわね…

魔 どうやらガーちゃんは、物品でありつつも自我があるGHOSTみたいだし、最果を結構気に入ってたりして…?そこらへんは、今後の本編で描かれることに期待だな
(もっとも、自我はなく、全て脳を介さない反射反応の可能性もあるが)


魔 と、まあこんな感じで今回は終わりにしたいと思うんだぜ。

霊 それでは、ここまでご覧いただき、

魔霊 ありがとうございました!

※当noteは、田中靖規『ゴーストフィクサーズ』(集英社)の二次創作です。


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