ジェフェリー・サットン書簡集より抜粋 旧友ギャレット・ミラー宛[告白]
そして僕が人間を捨てた後、僕の内部に居たのは[アメーバ]だった。僕は大層嬉しかった。何故ならそれは、僕が人間だった時に心の奥底でずっと感じていた、僕の姿そのものだったから…。ギャレット、君には僕が人間に見えていたと思うけど、僕は自分を人間だとは認識していなくて、じゃあ何だと思っているかっていうと、まず少なくとも人間の形はしていなくて、でも決定的にこれと言えるものは無く、世の中に該当するものが見当たらず、自分の知る限り一番近いものがアメーバだったんだ。ああいう単細胞で、どこか形