追悼
安部元首相について。
死を改めて考える。
人の価値は比べられない。
誰が死んでも尊い。
老死、病死、事故死、災害死、戦死、自死、殺人。
いずれにしても、
他者の悪意のある死ほど悲しいものは無い。
とてつもない憤りを感じる。
この憤りは残された家族や関係者・知人が特に感じるものだ。
一般市民の私ですら激しい憤り。
失礼ながら、
例えば今回安部氏が事故死であったらどうだったか?
不慮の事故として、
受取り方はかなり違っていただろう。
そんな安部氏がこれまでどれだけの事をしてきたのか、
詳しくは知らないし、特段の思い入れもないが、
私個人では考え及ばないほど多くの人の事を思い、
どれだけ他者優先で生きてきたのか。
まさしく他者貢献の人だっただろう。
間違いなく影響力のある人だったのだと改めて感じる。
肯定的に捉えられるはずは無いのだが、
死ぬその瞬間まで、自分の役割を全うして生きて、
幸せな人生ではないかと思う、、、というか思いたい。
死んでしまっては、本人は何も出来ない。
それからは周りの人の問題。
それでも恐らく、これからも影響を与える存在。
たとえ少ない人数だとしても、
死んだときに本気で悲しんで考えてくれる人の存在がいかに大切か、
その人の為に生きていきたいと思える出来事でした。
改めてご冥福をお祈り致します。
ありがとうございました。