「レジデンスのゴースト」
作品タイトル:「レジデンスのゴースト」
素材:ノート
仕組み:apanndaでレジデンスを行う人に向けの情報共有ツール。「誰が書いたか表記しない」「後から来た人に読まれる前提で書く」の2点の制限さえ守れば基本的にはなにを書き込んでも問題ない。
効果・作用:レジデンスをした人たちのつながりをつくる。これから来る人たちにメッセージを送る。
補足:この作品の作品としての規定範囲は、ノートを作り配置するところまでに限定している。配置後に書き込まれる内容やそこでのコミュニケーションはカワムラの作品の外、作品によって発生した効果に位置づけられる。作品の形式的に参加型作品としてとらえることは可能ではあるが、あくまで配置するところまでが作品範囲となるので実際に利用されるかどうかは作品の成立条件には入らない。
問い・課題:参加型作品は参加されて初めて参加型作品として成立するのか?それとも参加可能な形式を持っている段階で参加型作品たりえるのか?参加される/参加されないが宙づりになっている状態の場合はどうか?
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