「見られる=着飾る」は時代遅れになる
この記事での問い
この日経の記事を見て、あなただったら
Z世代(10代~20代前半)にどんな服を売りますか?
こんにちは。新卒2年目カスタマーセンターの子です。
最近、外出自粛要請の影響でおうち時間が増えた人も多いのではないでしょうか?
在宅ワークでのテレビ会議やオンライン飲み会、さらには空き時間の増加に伴い友人とのテレビ電話やSNSでのライブ配信をする/見る機会も増えた人も多いかと思います。
「オンラインデート」なんかも最近増えているようです。
皆さんはこういった「自分が写る」時、最近どんな装いをしていますか?
もちろん、オケージョンや相手との関係性によっても違うと思いますが、
・部屋着のまま
・何かに着替える
・着替えるのはめんどくさいから…何か羽織ってごまかす
・もやはパジャマ
ざっとこんなところではないでしょうか?
日経新聞では、直近の傾向の変化についてこう説明されています。
・男性:上半身はしっかり目、下半身はパジャマ
・女性:テレビ会議でも映像はオフにする、ワンピースメイン
これがドンズバでZ世代にも当てはまるんだとしたら、「過ごしやすい、在宅ワーク用の服」を売ると考えるのが筋ですよね?
しかし、ここの記事で取り上げられている「人々の意見」は、全て20代後半~40代の方々。
私がこれを見て直感的に感じたのは、
いや、違くないか??
という想いでした。
そこで!私の友人に、ざっと聞いてみました。
「私の友人」という事で、回答者は全員10代~20代前半。
サンプルが偏っているのはご容赦くださいね…
実際のところ、いざ聞いてみると半数が
「部屋着のまま自分を写している」との事でした。
オンライン飲み会や友人との電話のみならず、
「仕事のテレビ会議も部屋着で参加」という人も思いの外多い結果に。
とはいえそういう私も、完全に部屋着の状態でテレビ電話を繋いでいます。
一方、私たちの親世代はどうでしょう?
よくテレビで、
今日はママ友とのランチ会だから、いい服着ていかないと!
なんていうシーンを見たりしましたが、今回私が話を聞いた友人も
“上司は奥さんに「部屋写るのなんてイヤよ!!」って言われて不参加”
“Zoomでオンライン飲み会入ろうとしたら親に止められ模様替えした”
などと話していました。
つまり、デジタルネイティブに生まれリアルとオンラインの垣根がほぼ無いZ世代にとって、「ウチ」と「ソト」という区分けも希薄化してきている、
という事だと思うのです。
だとすると、そもそもZ世代は「在宅ワーク用の服」を求めているのでしょうか?
きっと、彼らが求めているものはそうではなく、
「いつでも着られる普段着」。
別に着飾る必要はなくても、外に出たり誰かに会ったりしても問題なく、
逆に着飾る事によって「ファッション=我慢」となる心配が無く快適に過ごせて、何ならそのままベッドにinしてしまえるような、
そんな服が、求められているのだと思うのです。
そして、例外なくかれこれ言っている私も、つい先週そんな服を買ってしまったのでした…(笑)
まとめ
・デジタルネイティブのZ世代にとって「ウチ」と「ソト」の垣根が希薄化
・オケージョンを選ばない「万能着」志向により「着飾らない」がイマドキ