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簿記二級勉強のススメ とぅっきー

【2022/8/22に再度更新】
こんにちは!とぅっきーです。

さて今回は題名の通り、簿記二級についてお話したいと思います。

今の会社は最低でも簿記二級は取得しろというスタンスなので。

今日は簿記二級をやるメリットとおすすめの勉強方法を簡単にお伝えします。

簿記2級についてこちらの記事も参考になるので、ぜひご覧ください!

簿記二級の範囲

まず商業簿記と工業簿記に分かれています。

商業簿記では基本的な仕訳(税効果会計含む)、総勘定元帳の作成、精算表の作成、、BSPL作成、本支店会計、連結会計が出題されます。
得点の割合は全体の60%ですね。

工業簿記では、主に原価計算が論点です。

各種原価計算(組別総合原価計算、部門別個別原価計算、標準原価計算、直接原価計算)など様々な原価計算について学習します。
得点の割合は40%です。

簿記二級を取得するメリット

転職時に一定の評価をされる

一定の経理や財務が理解できるだろうと言われているレベルが簿記二級だからです。
一方、簿記三級は正直あまり評価されてないと思います。

「いやいやこれって経理とか希望する人が評価されるだけでしょ?自分営業職なんですけど!!」

って声が聞こえますね。もちろんそうなのですが、まず簿記二級は実は合格のために約300時間は必要と言われています。

つまり簿記二級を取得するということは継続的に勉強をすることができることを証明することができる資格なのです。

勉強ができるということは企業から見ても大事です。常にアップデートしていけるということを簿記二級を使ってアピールしましょう。

会計が大体わかる

この大体というのは企業の経理と会話ができる程度のことです。
複雑な会計になるとおそらく対応できません。

しかし、簿記二級を理解していれば、中小企業の経理の方を仕訳をベースに会話できます。

私も銀行に過去いたので、わかるのですが、銀行員で仕訳ベースで会話できない人が多いです。
なぜなら銀行員はすでに社内資料として出来上がった財務諸表をベースに会話しており、その作る元となる仕訳を把握する機会がないためです。

私のクライアントから聞いたのですが、
経理ポジションで最も外れが多いのが、銀行員だそうですww

何かというともうお分かりでしょうが、会計が理解できていないため、仕訳を正しくきれない、つまり単純に仕事ができないのです。

ちなみに簿記二級はここ数年で簿記一級の範囲も入ったことで難易度が増しています。

簿記二級のおすすめの学習方法

単刀直入にいうと

問題演習などのアウトプットを中心にした学習をすべきです

「インプットしてからじゃないと、アウトプットできないだろ!」

という声が聞こえますね。

しかし、簿記二級に膨大な時間を割く余裕がある方以外はアウトプットをしてください。

基本問題を解きながら進めていく勉強法がベストです。

おそらく最初はわかりません。その都度答えを参照してください。

簿記は手を動かすことが大事です。

試験で問われるのは会計知識もそうですが、如何に早く、正確に処理するかも問われています。

そのため、基本的に手を動かして、体に染み込ませる感覚をつくっていくのが肝要です。

おすすめのテキストをこの下においておきます。


上のリンクはおすすめのパブロフシリーズです。ここまで受験者に寄り添って書いてる本はないと思います。

筆者はよせだあつこさんでYouTubeでも無料解説動画上げてるので、とっても便利です!下記本人のYouTubeへのリンクを置いておきます

もう一つこちらは受けるなら必須のものですが、


上のリンクはみなさんおなじみのTACが出している過去問題集です。

こちらはなんと言っても問題数が多い!

演習を積むのにもってこいの本です。

まずパブロフの演習問題でアウトプットをしながら解説でインプットを同時にこなす。
そして過去問で大量演習をすることで実力を引き上げていく

これがおすすめ勉強法です。

最後に

本当に簿記の勉強はおすすめです。

特に銀行員の方にはおすすめで、簿記の外見を習得すれば、製造業を担当した時に経理担当者からのヒアリングの内容も変わると思います。

在庫の流れについてより理解が深まり、稟議を書くときもより実態を抑えたもっともらしい稟議になると思います。

そうでない方も数字を抑えているビジネスパーソンは日本には少ないので差別化が図りやすい資格です。

銀行員としての市場価値を上げたい、ファイナンスへの理解を深めたい、コンサルなどへの転職をしたい

と考えている方は、まず簿記2級を取得することが肝要です!


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