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事業再生から次のキャリアへ とぅっきー

実はここ一ヶ月で転職活動をしておりました。面接の時間がなかなか取れませんでしたが、意外となんとかできるものですね。

私は銀行を辞め、事業再生コンサルティング会社に入り、約2年

次は事業会社の経営企画ポジションとして転職することにしました。

この決断をした背景について以下に記載します。

ご参考になれば幸いです。

「2024/12/27追記」

日本初の事業再生に特化したコミュニティを設立してみたので、興味のある方はぜひのぞいてみてください!


1.売上高をつくる策・仕組み作りを体得したい。

結局、再生企業はほとんど再生しないんです。。

銀行員時代と現職にて数々の債務者区分破綻懸念先以下をみてきましたが、

基本的に正常先に戻るケースは稀です。

なぜなら再生企業は再生企業たる所以があるのです。

再生企業といっても業歴は50年を超えるなど歴史のある企業が多いです。

当然最盛期も存在します。

ただネックなのが、その最盛期は仕事がたまたまあったに過ぎないことが多く、特に頑張らなくても仕事は流れてくるという意識になってしまっていることが多いです。

外部環境が大きく変化しているのに、それに対応できないのではなく、対応しようとしない。

変化を嫌うということですね。

またよくあるのが、社長が2代目のケース。

はやりどの企業に言っても創業者はとてもパワフルで営業活動に熱心です。

しかし、創業社長の子供で二代目となるとまったくもって会社への思い入れがないケースがあります。

その場合は成行の事業運営となり、結果ジリ貧となるパターンが多いのです。

すなわち

トップライン(売上高)をあげる施策が打てなければ再生出来ない

売上高を作れる能力はとっても大事なので、ここをスキルセットとして磨きたい

2.これから伸びる産業を事業領域とする企業に属したい。

日本製造業が基本多いです。

それも自動車部品の製造業や、洗濯機の筐体の製造などです。

少し前にマレリという大手自動車部品加工会社がなんと事業再生ADRにて私的整理になってましたね。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022030101142&g=eco

当社は"ティア1"と一次下請けであるにも関わらず、このような状態です。

その下にいたティア2、ティア3以降の企業は一体どうなることでしょうか。。

このように日本をこれまで支えてきた自動車産業も海外企業との競争に負け始め、徐々に斜陽していると思うのです。

現職ではいわゆるオールドエコノミーを戦場としている企業ばかりがクライアントなので、時代の変化に追いつけていない企業です。

そこで

私は今後世界の有り様を変えていくであろうメタバース空間やその中で使用されるであろう暗号資産など新しい技術にとても興味があります。

なぜかというと日本はアニメやゲーム等のコンテンツ大国。ここを今後莫大な投資が想定されるメタバースである程度のシェアを抑えていくことが日本の将来を支えていくのではないかと思います。

私自身が技術者ではまったくないのですが、この世界と遠い場所にいるのは今後のビジネスを考えていく上で、危険だなと思いました。

私自身そのマーケットにアンテナをしっかり貼って、今後自分がビジネスを展開していくときに活かせるような知識を身に着けておきたいと考えています。

3.ビジネスマンとしての成長は入社直後~2年くらいが最速スピード

これは持論ですが、みなさん一番自分が成長したなって思う瞬間はいつですか?

私は入ってから1~2年くらいまでが最も成長したなと思います。

それは真っ白なキャンパスにドロドロと絵の具を塗っていくわけですから笑

2年以降は歯抜けになった部分を塗っていく作業、または細かい色使いなどさらに専門性を高めていくので、さらに成長できるとは思います。

ただ、吸収力の高い若者だからこそフィールドを変えて、より多くを吸収していきたいのです。

まあそうはいっても一旦はプロ経営者を目指して次の企業には5年くらいはいる予定ですww

同じ会社でもフィールドを変えて、新しい環境をたくさん経験して常にトップスピードで成長していきたいなと思います。

最後に

結論私は事業再生のプロを目指すことは辞めました。

理由は上記の通りです。

それにね、なかなかつらいんですよ笑

事業再生を続ける人に必要な特性は以下の3つだと思います。

・日本の中小企業を救いたいと使命感を持てること
・困難に立ち向かい乗り越えていける人
・専門家として現状に甘んじず、常に勉強を継続していける人


特に一番上、使命感をもてる人

これがないと続けることは難しいと思います。

はっきりいってとっても激務です。銀行との調整も骨が折れます。

それでも!中小企業を救いたい!

そこで頑張っている人達の雇用を守りたい!

と思える方がやっていくべき仕事ですし、できないと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました!

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