喉元過ぎれば...その前に はっし
週初め、緊急事態宣言が全面解除され、今後は段階的に外出自粛の緩和がなされていく方針が発表された。
まだまだ油断できないが、国内では少しずつ日常に戻れる気配を感じつつある。
わたしはというと、この自粛期間中、今まで当たり前にできていたことができなくなった結果、自分にとってこれがないとしんどいと思うこと、逆にそうでもなかったことが見えてきた。
そしてずっと家にいて淡々と過ごしていると、気持ちが少しずつ落ちてきそうだったので、本当に些細なことだが意識的に変えてみたこと、はたまた変えざるをえなかったことが幾つかあった。その中でも、今後新たな習慣として継続していきたい思えることがでてきた。
喉元過ぎれば熱さ忘れる
そんなことわざにもあるように、備忘として、この期間中に感じた本当に些細なことだが、自分にとっては「必要だったこと」「新たな習慣にしていきたいこと」を残しておこうと思う。
(1)必要だったこと
①スタバ
最近勉強のモチベーションがイマイチ上がらないとき、だらだらとスマホをいじってしまって結果、浪費する時間が多くなったように思える。そんなとき以前は、とりあえずスタバに行ってテキストを開いて徐々にエンジンをかけていた。自分にとってのモチベーションを上げる場所、そしてリラックスできる場所でもあるスタバは思った以上に大切だった。
②居酒屋
今回わかったのは、お酒自体より居酒屋が好きだったこと。というのも、自粛期間に入ってから、家で全くお酒を飲んでいない。でも居酒屋には猛烈に行きたいと思っている自分がいる。1人であっても複数人と行っても、日常とは違う雰囲気を感じられたり、性別年代問わず新しい人との出会いがあったりする、そんな“場”がとても好きだった。
(2)新たな習慣として継続したいこと
①箸の持ち方
こんなことを20代後半の男が書くのはとても恥ずかしい話だが、ずっと違うなと思いながらもなおさずにここまできてしまっていた。いい機会だと思い、矯正した。まだ若干違和感が残るものの、正しい持ち方が徐々に定着しつつあるので、何が何でもマスターしようと思う。
②手ぶら出勤
電車に人があまりいなくなったこと、車通勤が期間限定で解禁されたので、思いきって始めてみた。するとどうだろう、圧倒的に通勤が楽になった。加えて何となく自分の中で、紙資料を減らしたり、デスク周りをこまめに整頓したりと、無駄を省くような意識が芽生えた?ように思える。
若干まだ周りの目が気になるが、プライベートと仕事の時間、両者の心理的な波を平準化する一助になりそう。
③車の運転
テレワークはできていないが、会社から営業車での通勤が認められた。全くのペーパーではなかったが、日常的に運転する機会があまりなかったので、少し怖かったが、徐々に慣れてきた。自分の行動範囲を広げるためにも、車通勤がなくなっても、運転は続けていこうと思う。
④同僚とのお昼の外食
お金と時間の節約から一人で簡単に済ませることが多かったが、お昼を同僚と食べると、仕事のことやそれ以外のこともざっくばらんに話せるので、結果的に仕事の効率も上がったように思える。
⑤徹底した手洗い、うがい
風邪でダウンしないようにするために、今回身につけたこまめな手洗いうがいは、今後も継続していこうと思う。
とまあ、いつも以上に私的なことを書いてしまったのだが・・・
多くの死者を出し、経済にも大打撃をもたらしている新型コロナウイルス。ここから学んだこと、切り抜けるための知恵をしっかり今後に活かせるようにしていきたい。