太陽が見ている
責任を感じていたこと
代謝の良い会社にいる。いわゆる出入りが激しい。
そんな会社で、考えすぎかも知れないが「僕が退社の原因を作ってしまった」と思っていた方が、今日でお別れだった。
どんな逆境にも前向きで、誰からも「太陽」と表現される。本当にそういう人だった。日陰にいがちな自分とは対照的だよな。
彼とは難題も沢山乗り越えた。ブラックボックスを開けまくった。同じ年に表彰をもらって、一緒に写真も撮った。
だったんだけど、色々と経緯があり、簡単に言うと僕のせいで彼を苦しめてしまった。それが原因で退社してしまうんだ。と、思っていた。
「太陽」であり続けるということ
今日が、彼と会える最後の日だった。謝るつもりだった。
最大限の気持ちとして、大好きなどら焼きを渡した。
彼はこれからも太陽であり続けると言う。退社の経緯を丁寧に、はっきりと説明してくれた。もう僕の顔も見たくないのかと思っていたが、「これからはライバルですよ」と言ってくれた。やりたいことがあるんだ、と。
日陰に逃げようとしていたけれど、また照らされて頑張らなければいけなくなった。暑苦しいなぁ、もう 笑