ネルフィルター製作記③
前回の投稿から随分期間が空いてしまいました…。
この期間何をしていたか…というと、まずは知るためにネルドリップのお店を巡り、店主の方にお話しを聞くということをしました。
きっかけは、自分の豆をネルで抽出すると、どうしても美味しくならない…という疑問からでした。
それは、焙煎の問題なのか…抽出の問題なのか…。はたまた…違ったものなのか…。
ここから沼に入っていくことになります。
まわってみて話を聞いてわかったことは、それぞれに言うことが違う…ということ…。
これは、困ったぞ…と。
答えを見つけに行ったつもりが、どんどん迷宮にはまっていくような感覚になりました。
ある店主に言われたのは、誰もほんとのことはわからないんですよ…と。
これは、自分で探すしかない…。
ただ、まわってみて思ったのは、自分の好きなあじわいのお店は共通していることでした。
手廻しの深煎り、ネルドリップ抽出のお店の珈琲。昔から好きなスタイルはずっとそこにあります。
やはり、行き着く先は深くて甘みのある珈琲の余韻。
目指す味わいは、濃いけど強くなく甘みの余韻に浸れるようなもの。
その味を出すには焙煎を一から見直さないといけない…という結論になりました。
続く…