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【虚構のアイランド】7・セブンスデシション《7》

※予告なく変更のおそれがあります。
※設定上、残酷な描写があります。

多分、今までの時間は全部杞憂だった。
それでもう終わりかもしれない。

ところが、虚像獣の出現が減って、束の間の平和を過ごしていたから…気の緩みが出てしまっていた。
根本的な解決には至っていない。
改めてそう思えたのは、ネロに呼び出しをくらってからだった。

ネロは私に、自分の部屋に来てくれと頼んだ。
パイロット部隊での集会が終わってすぐに。
私も他に用事はなかったので、演習の後にネロの部屋を訪れた。
時刻は《17:00》を過ぎていた。
基地内の食堂は開いているが、《19:00》でラストオーダーになる。
食事を済ませたいなら、今から食堂に向かえばいいのだが。

基地の外に住処を借りている私とは違い、ネロには特段の事情のため基地内で生活を送っている。
食堂のご飯が食べられなければ、十分に腹が満たせないだろう。
パイロットは身体が資本だ。
栄養が行き届かないと、もしもの時に彼は倒れてしまう。

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明日もお楽しみに!

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