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【虚構のアイランド】3・サードダイレクト《4》
※予告なく変更のおそれがあります。
※設定上、残酷な描写があります。
司令室と回線を繋いだのはボーデンさんだが、傍聴自体は私や他のパイロットも聞き取る事ができた。
『致し方あるまい。[ノース・エリア]地上でも被害が拡散されている。これ以上は危険だ。
始末書はこちらで手配して処理する。君らは戦闘に…!?』
『どうした?』
ボーデンさんが尋ねた。
総指揮官のセリフが、途中で途切れたからだ。
別に通信回線自体に、支障は起きていない。
なので、総指揮官はすぐに回線に応じた。
『今、報告が入ったんだ。虚像獣の消滅を確認したと。』
総指揮官の報告のすぐ後、アージンさんも状況の変化に気づいていた。
彼はパネルを操作して、地図のデータをチェックしていた。
『本当ですね。虚像獣の情報がロストしていました。』
アージンさんの行動を真似るように、私達残りのパイロットも状況確認した。
異常性の有無は1人の独断で決めてはいけないからだ。
地図のデータは任務遂行に必要となる為、精密度は高かった。
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明日もお楽しみに!