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【虚構のアイランド】5・フィフスシンパシー《2》

※予告なく変更のおそれがあります。
※設定上、残酷な描写があります。

「んー。特に変化はないっすよ?」
「お前の場合はそうだろうなぁ。酒とか女とか嗜むぐらいだし。」
「いやいやいや、たまに有力な情報持ってくるんすよ?侮ってはダメですって!」
ラウトさんの行動に、ボーデンさんは納得していた。
ほとんどの確率で、ボーデンさんの発言は揶揄いの意味を含んでいた。
ラウトさんは慌てて否定したけど、怒る様子はなかった。
集会では日常茶飯事なので、聞いていた私達は普通に流していた。

「ラウトはさておきですが…。俺も特別、変化はありません。
扇浜の会見は気掛かりですが…。」
続いてはアージンさんの発言だ。
やはり歳上のボーデンさんの手前、敬語で話していた。
「ああ、あの野郎か…。」
「ラウト、一応階級的には扇浜が上だぞ?」
「でも今は呼び捨てだろ?」
「呼び捨てもアウトではあるが…。」
「まあ今は話題の張本人は聞いてないし、それでいいだろう。」
ボーデンさんは扇浜の呼び捨てを、今は認めた。

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明日もお楽しみに!

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