見出し画像

【白井未衣子とロボットの日常《反転》】7・供述の日《14》

※先に《共闘》ルートの『1・正夢の日』『2・復讐の日』を読む事をオススメします。
※予告なく変更のおそれがあります。
※設定上、残酷な描写があります。


※今回の章のみ、性的な匂わせが強い描写がございます。苦手な方はこの章だけ飛ばして下さい。


友達のお兄さんも、仲間?と呼ばれた人達も、目が怖かった。

口角をあげて、ニヤニヤ笑っている。両目がギラついている。
ゆっくりと、1歩ずつ、私に歩み寄ってくる。
私は得体の知れない恐怖を、人生で初めて感じた。
ここから逃げないと、と脳内でわかっていた。

それが、できなかった。せっかく友達の秘密を知ったんだ。
それを拒んだら、今度こそ嫌われる。
だから私は部屋のつくりだけ豪勢な空間で、じっとしていた。

友達のお兄さん達の両手が伸びてきた。
1人が私の腕を、強引に引っ張った。お兄さん達の間近に寄せていた。
彼らの腕力は、強かった。6本の腕と6本の脚に絡まれて、抵抗しても逃げられない状態にされた。

私は友達の名前を、力強く叫んだ。
友達はもう、自宅の外に出ていたらしい。

お兄さん達は私の動きを封じ込めるように、太めの手で私の体を触った。頬に、肩に、腹に、脚に…恥ずかしい所にも触られた。
彼らは触るだけでなく、舐める行為も始めた。
服を少しずつめくって、肌に直接、舌で舐めてきた。
お兄さんは主犯格で、私の唇をこじ開けて、無理矢理汚い唾液を含ませてきた。

私は今までに味わった事のない、変な感覚にゾワッとした。
自分の目には、涙の粒も溢れていた。

よければサイトもどうぞ↓

明日もお楽しみに!

いいなと思ったら応援しよう!