見出し画像

【白井未衣子とロボットの日常《反転》】1・捕囚の日《10》

※先に《共闘》ルートの『1・正夢の日』『2・復讐の日』を読む事をオススメします。
※予告なく変更のおそれがあります。
※設定上、残酷な描写があります。

目の前で聞いた王子は驚いたけど。

警報アラームが鳴り、私と王子の会話はここで中断した。
『猛スピードで急降下する物体』を確認したらしい。
隕石でも流れてくるという事前情報などなかった。
スタッフさん達は解析中で、HRが飛来してきたかは不明だった。

でも、備えは大事。
私もジェット機のコックピットの中で待機しようと決めた。

「王子、安全な所に避難してくださいね!」
「君はどうするのだ!?」
「私はコレで、【パスティーユ】に乗りますので。」
私は服の中に忍ばせたペンダントを王子に見せた。
ペンダントは転送装置だから、コックピットまで一瞬だ。

「もう止めるんだ!君の夢の現象については…!」
「リュート!」
「その声は、サレンか!?」
「アレックスさんの研究室に行きましょう?地球のロボの戦闘をもう少し見て欲しいって言ってるわ。」
「…わかった。」

(同一の夢しか見れないとは…。
彼女の現象は何か関係性があるのでは?)

よければサイトもどうぞ↓

明日もお楽しみに!

いいなと思ったら応援しよう!