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【虚構のアイランド】5・フィフスシンパシー《1》
※予告なく変更のおそれがあります。
※設定上、残酷な描写があります。
扇浜の会見から数日後。
虚像獣は出現せず、[スロープ・アイランド]全域では平和に過ごしていた。
[サウス・エリア]内を管轄する基地[サウザンズ]では、小さな集会があった。
集会、というより顔合わせに近いかもしれない。
【ペンタグラム】のパイロット部隊のみで構成された集会だからだ。
私達5人は、基地内の食堂の隅で、固まって座っていた。
食事時ではないので、テーブルには各自注文した飲み物が置かれていた。
ボーデンさんとラウトさんはコーヒー。
アージンさんと私はお茶。
ネロだけはオレンジジュースだった。
「毎度お馴染みの機会だが、お前ら、調子はどうだ?」
ボーデンさんが優しく話を切り出した。
リーダー格らしく、彼は部隊のメンバーを常に心配してくれている。
集会を開いてくれるだけでも、気持ちに安心感があった。
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明日もお楽しみに!