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【虚構のアイランド】短編1・バトルダイアログ《6》
※予告なく変更のおそれがあります。
※設定上、残酷な描写があります。
【ペンタグラム】は飛んだ。
虚像獣に向かって、まっすぐに。
そのスピードは、野球の投手のストレート球みたいに剛速であった。
《槍》で刺した時に出来た穴が、《拳》で突き破ったおかげで半径が広がった。
ぽっかり胴体に穴の空いた虚像獣は、動きを停止した。
身体の輪郭にノイズをちらつかせると、多数のタイル張りの四角形が現れ始めた。
四角形が虚像獣の全てを覆うと、タイル張りの物体は風船のように割れた。
四角形の欠片は小さくなっていき、雲の上で消えていった。
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明日もお楽しみに!