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【虚構のアイランド】3・サードダイレクト《8》※お知らせあり
※予告なく変更のおそれがあります。
※設定上、残酷な描写があります。
堂山の指摘に対し、筋道はあー、と声を出した。
筋道にとっては、この指摘は言われ慣れている。
なので、特段驚く様子は見せなかった。
『たまたまじゃねぇのか?色々欠点は出てくるだろう?』
「たまたまが多すぎるぞ。欠点はその都度でも対処して頂かないと困る。」
『お前は真面目すぎんだろ?同期なんだし、もうちょい気を緩めろよ。』
「だらしなさでは虚像獣は倒せんぞ!」
堂山は怒りのレベルをあげていた。
筋道はこんな事では動じなかった。
『そう怒るなよ。男前が台無しだぞ?もう見た目気にする歳でもないか。』
「はぐらかすな!こうやって会話してる暇があれば、少しは反省しろ!」
『俺も忙しい中で時間を捻出して、お前に連絡取ってるが?』
両者、平行線の状態で互いに分かり合えない雰囲気が続く。
堂山は苛立つ姿を示していたが、筋道はポーカーフェイスを保っていた。
『もう、これじゃあ本題に移れねえだろ?』
筋道の発言だ。
《おしらせ》
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現在は復旧が完了しておりますが、実は誤って削除したデータがありまして…。
代替えとして、個人サイトでも過去の節のまとめを掲載する予定を考えております。
誠に、申し訳ございません。
もうしばらく、お待ち下さいませ。
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明日もお楽しみに!