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【虚構のアイランド】7・セブンスデシション《10》
※予告なく変更のおそれがあります。
※設定上、残酷な描写があります。
リーダー格のボーデンさんが2度応答を促しても、何のアクションを取らずに戻っていくぐらいなのだ。
外見の特徴以外のデータは、入手できなかった。
「やっぱり、俺だけなのかな…。」
ネロだけ?まさか…。
私は以前の出撃前の会話を思い出した。
彼は扇浜の会見で、側に立っていた人物を過度に心配していた。
その人物の名前が、《一ノ宮輝》。
男性アイドルグループ[5秒前]のメンバーだった人物だ。
輝は脱退して、[ノース・エリア]内の基地である[ノータブル]に所属していた。
ネロは会見後に不安に苛まれて、黄色のロボの出現で気分を悪くした。
彼は、黄色のロボのパイロットを特定しているのだろうけど…。
ネロから滲み出る不穏な空気は、既に伝わってきていた。
パイロットの名前を、私は口にした。
「輝が、パイロットだと思うの?」
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