【白井未衣子とロボットの日常《反転》】2・更改の日《7》 1 カレーポーク 2024年6月17日 06:28 ※先に《共闘》ルートの『1・正夢の日』『2・復讐の日』を読む事をオススメします。※予告なく変更のおそれがあります。※設定上、残酷な描写があります。通信が復旧したのは、敵の撤収後だった。通信障害は敵の妨害だったのだけしか操縦士達は知らなかった。敵の陣地に踏み込めないからだ。[ラストコア]総司令官の西条宗太郎は、別部隊の操縦士から武人拉致の情報を聞いていた。だから彼は、稼働部隊が戻る前に個室のモニター前にいたのだ。目的は、外部との連絡だった。統制制御室でできる作業だが、敢えて個室から通信回線を繋げた。宗太郎はとある人物と連絡を取る時、この方法を利用していた。ディム・カミング。元アメリカ軍中将。彼は[ラストコア]の設立を支援した人物だった。これから宗太郎は、彼との通信に踏み切る。「中将…。誠に申し訳ございません。」宗太郎は個室のど真ん中で、壁際のモニターに対して頭を下げた。モニターには還暦を迎えた元中将の男性・ディムが映し出されていた。『顔をあげるんだ西条。このような結果が出るのは想定内だ。むしろ、10年も維持できたのは幸いだった。』ディムは左の手のひらを出して、画面越しの男に謝罪を止めた。『話が長くなるだろう。適当にイスを持ってきて、座りたまえ。』「それは…。」『気にするな。将校の時代は過去の話。今の私はただのおじさんだ。君は辺境の地にいるとはいえ、現役の左官だ。足に負荷をかけさせたくはない。』よければサイトもどうぞ↓ 【夢小説対応】簡単オシャレな創作サイト作成サービス | フォレストページ+ ぽーくこんび(カレーポーク・ろーすとぽーく)の創作物置き場です。 主にSNSで投稿してきたものを置いていきます。 よろしく plus.fm-p.jp 明日もお楽しみに! ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #つぶやき #妄想 #まとめ #創作1a #ミコロボ 1