【白井未衣子とロボットの日常《反転》】7・供述の日《22》 カレーポーク 2024年11月13日 03:06 ※先に《共闘》ルートの『1・正夢の日』『2・復讐の日』を読む事をオススメします。※予告なく変更のおそれがあります。※設定上、残酷な描写があります。※今回の章のみ、性的な匂わせが強い描写がございます。苦手な方はこの章だけ飛ばして下さい。私は立ち止まるマルロに同行を促した。彼はどこか腑に落ちないような顔をして、私に言った。「…何か、感じ取れないか?」「何かって?」「…気のせいか?」マルロはそう言うと、彼は私の隣に来るように前進を始めた。マルロの感じた『何か』の正体は、すぐに判明した。施設内は屋外と比べると、狭い空間である。警報のサイレンとなれば、耳を塞ぎたくなる程のやかましさとなる。マルロが歩きだした直後に、突如鳴り出した。短めの4往復のサイレンの後、男性の声による警報アナウンスが全域に響き渡った。[ユートピア]のスタッフさんだろう。『たった今、愛嬌湾上空に3隻の宇宙船を確認しました。安全最優先で、ご来園の皆様は至急、設置された地下シェルターに避難して下さい。繰り返します…。』やはり仕事柄、スタッフさんはこの緊急時でも冷静に対応していた。私達のいたベンチの周りにも、他の来園者は多数いた。皆さんが騒ぎ出したのは、アナウンスが流れてからだった。「宇宙船?」「また愛嬌湾上空?」「待ってくれ、真っ先にここが被害受けるぞ!」「昔の、再来?」『再来』。その言葉だけで、人間達の雪崩が起きるのは容易かった。わああああ、と皆が声を荒げていた。よければサイトもどうぞ↓ 【夢小説対応】簡単オシャレな創作サイト作成サービス | フォレストページ+ ぽーくこんび(カレーポーク・ろーすとぽーく)の創作物置き場です。 主にSNSで投稿してきたものを置いていきます。 よろしく plus.fm-p.jp 明日もお楽しみに! ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #つぶやき #妄想 #まとめ #創作1a #ミコロボ