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【虚構のアイランド】1・ファーストミッション《4》

※予告なく変更のおそれがあります。
※設定上、残酷な描写があります。

『おいお前ら、ついてきてるか?』
中年に差し掛かったオヤジの声が聞こえた。
彼の名は、ボーデン・ブラン。
私達パイロット部隊の隊長格で、もう40歳だ。
ちなみに私は、昨年20歳になったばかりである。

『もう慣れましたよ。ブランさんも息あがってませんか?』
『馬鹿言え、俺はまだまだ現役だ。』
ブランさんに返した男は、青色のラインのジェット機を操縦している。
彼の名はラウト・ビルムーダ。
28歳の、金髪の男だ。
ラウトさんは明るめの性格で、上下関係の差なく誰とでも気軽に話しかける。
反面、特徴を掴みづらいキャラでもあった。

ラウトさんの気さくな会話を中断する声があがった。
緑のラインのジェット機を操縦する、アージン・ビジョウだ。
『ラウト、その辺でやめておけ。』
『はいはい。大事な仕事に取り掛かってんもんな。』

アージンさんはラウトさんと年齢が変わらない。
見た目がラウトさんと真逆で、焦茶の髪色にやや黒い肌色が特徴的な男性だ。

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明日もお楽しみに!

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