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【虚構のアイランド】4・フォースサドンリィ《3》
※予告なく変更のおそれがあります。
※設定上、残酷な描写があります。
彼らのおっかけではなく、共通の嗜好で自分勝手に盛り上がっていただけ。
自分だけ楽しい、と思い込んでしまった。
パイロットとして皆を守る仕事に立つ私が、守られる誰かを傷つけてしまった。
これは私の大きな失態だ。
猛省しなくてはならない。
しばらくは、私は責務以外の外出は出来ないだろう。
私は敷布団のシーツを握りしめて、うずくまっていた。
布団の側に放置した携帯の電子音が鳴った。
私は携帯を手に取った。
緊急事態の連絡の可能性もあるし、素早くキャッチしないといけない。
だけど今は元気がなく…通話ボタンを押すのに時間がかかった。
電話の発信者は『花岡 朋美』。
私の友達だ。
今回初めて行ったコンサートの件だろう。
彼女は交流会の場で私に対して怒っていた。
公の場でアレだから、2人きりだとこっ酷く叱られるだろうな…。
私はしょんぼりした。
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