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【虚構のアイランド】4・フォースサドンリィ《4》
※予告なく変更のおそれがあります。
※設定上、残酷な描写があります。
電話に出ないのは申し訳ないので、私は覚悟してボタンを押した。
耳元にスピーカーを当てて、自分から口に出した。
「もしもし。」
『燃華?今時間大丈夫?』
やっぱり、コンサートでの迷惑行為に対する注意かな。
時間が必要って、説教も含まれているよね。
厳しい展開がやってくるだろうなぁ、と私は予想していた。
予想は、朋美の次の発言により、裏切られた。
『その声からすると、ぐったりしてるわね…。
仕方ないか。私も燃華を散々連れ回してしまったから、疲れが今出てきたんだろうなぁ。』
朋美の声には、優しさが溢れていた。
それは私への気遣いだろうか。
私はこれは謝らないとと焦り、すぐに言葉を発した。
「ごめん、ごめんね!私、とんでもない失態を犯しちゃって…!」
『初めての人は誰でもやっちゃう事よ?そこまで深刻だと思ってないわ。』
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