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【虚構のアイランド】3・サードダイレクト《1》

※予告なく変更のおそれがあります。
※設定上、残酷な描写があります。


[サウザンズ]へのワープは、自分達の決められた所属の配置場所へと転送される。

私はパイロット部隊だから、当然格納庫に固定される。
他の施設に立ち寄る時は、ここから自分の足で出向かなければならない。
今は専ら出撃準備であり、他の用事はない。

私は自機の橙色のラインの入ったジェット機のコックピットに乗った。
整備の微調整を済ませてもらった事は、整備士から確認を取った。
ヘルメット、扉の施錠は問題なかった。

いよいよ発進…とはならなかった。
指示は出されていないから。

コックピット内のモニターは起動させている。
戦闘時だから、最新情報が常に飛び交う状態だった。
虚像獣は、未だ[ノース・エリア]の上空を漂っている。
[セントラル・ゾーン]との境界線は超えてないどころか、かなり離れている。

とはいえ、虚像獣はワープ移動もできるので、安心はできない。

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明日もお楽しみに!

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