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【白井未衣子とロボットの日常《反転》】8・力説の日《21》
※先に《共闘》ルートの『1・正夢の日』『2・復讐の日』を読む事をオススメします。
※予告なく変更のおそれがあります。
※設定上、残酷な描写があります。
『兄妹に操作してもらうから、ちょっと待ってろ…和希。』
アレックスさんは上の兄を名指しした。
『えっと…音響調整機能ですね?』
『攻撃をもろに受けないよう、なるべく距離は離しておきたいんだ。
ボリュームは最大値に設定しておけ。…未衣子。』
今度は私が呼ばれた。
「何ですか?」
『誠意を見せる為にも…敵の宇宙船やHRとの目線を合わせたい。
上空付近まで高度を維持してもらうが、いけるか?』
「その操作は難しくないので、大丈夫です。」
私自身も、戦闘を回避できるなら、それがいいと思ってるし。
アレックスさんにはいけます、と言った。
『ならば上昇して行ってくれ。バリアの徹底は忘れずにな。
AIロボも幾らかは派遣させるが…判断が降りるまで攻撃するな。
マルロの説得を優先させろ。わかったな。』
これは私達兄妹に対する指示であった。
全員、はい、わかりましたと答えた。
【フラワー】は上空へ急行した。
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明日もお楽しみに!