自己嫌悪
過去の嫌な出来事がわーっと頭に押し寄せてくることがある。大声で叫びたい、そんな夜がある。
わたしはなんてダメなやつなんだ。そう落ち込んでいる"自分"に、私はなんと声を掛けてあげたら良いのだろう。
「そんな事でクヨクヨ悩んでいるからいつまで経ってもダメなんだ。もっと生産的なことを考えようよ」
「否、それでも今日は頑張って生きたじゃないか。出来たことが沢山あるじゃないか。」
色々と声を掛けてみるが、なかなか"自分"は納得しない。
「ダメなところにやっと気付けた。それだけでも大きな進歩じゃないか。」
そっか。と"自分"は頷いた。どうやら少し落ち着いたらしい。
毎日書いている日記を開いた。今日、ほんの少し進歩した事を書き留めた。