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【自分用】2024年の資産形成振り返り&2025年の展望
こんにちは。
現在新卒2年目で、SIer系の上場企業でSEをやっております。sirroです。
2024年も終わりを迎えました。
1月から能登半島での大規模な災害があったりと、世間を見渡せば昨年も色々なことが起こる1年となりました。
このうち、国内経済に的を絞ると、新NISA制度が今年から始動し、為替は円安、日経平均株価は史上初の4万円台を記録するなど、特徴的な一年となっています。
その中で物価高は進み、CPI前年比は3年連続で上昇。中でも「米類」に関しては前年同月比63.6%上昇する月もあるなど、一般の消費者から見てもインフレを感じさせる一年となりました。
本記事では私個人の2024年の資産形成を振り返りつつ、来たる2025年に向けて展望を記していきます。
2024年の振り返り
それでは個人的に2024年の資産形成を振り返ります。
2024年は、オルカンを月3万円、日本株を不定期で購入していく形で運用いたしました。
オルカンに関しては2月から積立を開始し、8月のブラックマンデー時には一時含み損にもなりましたが変わらず積立を継続していった結果、以下のようになりました。
330000円 → 369,085円
利回りとしては10%を超えているため、オルカンに関しては上昇相場に乗れ、好調だったと考えています。
一方、国内株については1年間全体ではギリギリ利益が出ているものの、現在保有している銘柄については含み損が出ているものが多く、理想通りの利益は上げることが出来ていない状況です。
2024年終了時点のポートフォリオ
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上記画像が現時点のポートフォリオになりますが、上述したようにほとんどの銘柄で含み損が出ており、NISA口座でもあるため損切りは躊躇している状況です。
反省点
・分散しすぎた
昨年は投資を始めて間もない時期だったこともあり、バカの一つ覚えのように少額で分散した株の売買を行いました。
分散することによって一定程度のリスク縮小にはなりますが、同時に株価上昇のメリットもあまり感じられず、安定した利益を出すことが出来ませんでした。
・決算書の分析が足りなかった
企業に投資する際は貸借対照表や損益計算書などの財務諸表を駆使して企業の将来性を図るのが一般的ですが、昨年はあまりそういった分析は出来ず、流れに身を任せて株の売買を行う形になってしまいました。
ただ、2024年の後半にかけては徐々に貸借対照表から安定した利益を出している企業かを判断し、投資の材料とする形で株の購入を行うことが出来ているので、今後もこの方針を崩さないようにしていきたいです。
・ドルを持つべきだった
昨年の年初、1ドルは144円でしたが、終盤にかけて157円まで値上がりしました。また一時期は160円台も記録するなど、大幅な円安となった一年でした。
結果論ですが、このような円安局面ではドルを保有しておくべきだったと感じています。
2025年の戦略
月3万積立はオルカンで継続
昨年から実施している月3万円のオルカンへの積立投資はそのまま継続します。利確する予定も今のところないです。
ドル購入
FX口座を開設し、レバレッジ3倍程度でドルを保有しておきたいと考えています。
理由としては、今後も円安が続くという予想を個人的にしているからです。
昨年11月の米国大統領選挙では、ドナルドトランプ氏が二度目の当選を果たし、今年1月より大統領に就任することが決定しました。
彼の主張する輸入品への関税引き上げは、インフレを引き起こし、中長期的にはFRBが利上げに踏み切らざるを得ない状況になると考えています。
そうなった場合、日米金利差が拡大し、強力な円安材料となります。
日銀も12月の会合にて利上げを見送るなど、金融引き締めに慎重な姿勢を見せているので、今後もこの情勢が続けば上述のシナリオが現実となってくるのではないかと考えています。
ポートフォリオは縮小・保有銘柄は最大5へ
2024年の反省点として、分散しすぎた事を挙げました。
2025年は、保有銘柄を限定し、最大5にしたいと考えています。
具体的には、日経平均株価に逆連動する日経平均ベア2倍、インフラ系でローリスク高配当なディフェンシブ銘柄である大盛工業、不動産系で継続的な成長、増配を見せているADワークスグループはそのまま保有し、それ以外の銘柄については株価も踏まえつつですが売却しようと考えています。
そしてそこで浮いたお金を、前述したドルの購入や日本株の買い増しなどに使用していく予定です。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今年も引き続き相場分析記事を毎週執筆していく予定ですので、スキ&フォローしてお待ちいただけますと幸いです。
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