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[利下げのFRB、利上げ出来ない日銀】今週(12/16〜12/22)の相場考察と来週の展望

こんにちは。
現在新卒2年目で、SIer系の上場企業でSEをやっております。sirroです。

今週も相場考察と取引分析やっていきます。

先週の記事はこちら↓



1.今週の市場概況

ドル円レートと日経平均、現在の日米の政策金利、長期金利を見ていきます。

米ドル/円



チャート



日経平均株価


参照:日本経済新聞社


チャート

日米の政策金利・長期金利



2.今週の主な経済ニュース


FRB 0.25%の利下げ決定 政策金利4.5%へ

FRBが18日、19日の二日間開いた金融政策を決める会合において、インフレの要因となってきた労働市場の逼迫が和らいできているという認識を示し、政策金利を0.25%引き下げることを決めました。

これで3会合連続の利下げとなります。

また、会合の参加者19人による来年の利下げ回数の見通しも示され、前回示した4回の想定から2回の想定に減少した形になりました。

市場が期待していた利下げペースと比べて慎重な姿勢が明らかになり、米国長期金利は上昇し、ドルが買い戻される動きが見られました。
これにより、一時的なドル高・円安が進行しました。


日銀 追加利上げ見送り 米経済の不確実性等の観点から

日銀は19日まで開いた金融政策決定会合にて、追加利上げを見送り、現状の金融政策を維持することを決定しました。
今回の会合の要点は以下の通りです。

  • 政策金利の据え置き: 日銀は政策金利を0.25%に据え置くことを決定しました。7月末の会合で利上げを行った後、今回は追加の利上げを見送りました。

  • 慎重な姿勢: 米国の経済政策の先行きや国内の賃金・物価動向を慎重に見極める必要があるとして、現状維持を選択しました。

  • 米国経済への配慮: 米国の次期政権の政策に関する不確実性が大きい状況が続く中、利上げのタイミングについてはデータを丹念に点検して判断するとしています。

  • 来年の春闘: 来年の春闘の結果など、労働市場の動向も注視する必要があると述べられています。

  • 総裁会見: 植田和男総裁は会見で、経済・物価見通しが実現すれば政策金利を引き上げる可能性があると示唆しましたが、現段階では慎重な姿勢を強調しました。


FRBが利上げを決めた一方で日銀は据え置き。この結果から、円を売ってドルを買う動きが進み、20日には一時157円台後半まで値下がりしました。


11月国内消費者物価指数 前年同月比2.7%上昇 インフレ続く

11月の消費者物価指数が発表され、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が前年同月比2.7%上昇しました。
このうち、「米類」は63.6%上昇し、過去最大の上昇幅となりました。
「米類」に関連した品目についても、「おにぎり」が7.2%、外食の「すし」が4.3%上昇しました。

継続する物価高を受け政府は、今後の補正予算で賃上げ環境の整備や電気・ガス代の支援等総合的な対応を図るとしています。


3.sirroの取引履歴と資産残高


取引履歴

治験期間延長を発表したことで株価下落となっていたペルセウスプロテオミクス (4882)を600円で100株買い増ししました。

資産状況

現在のポートフォリオ、証券口座資産残高は以下の通りです。

ポートフォリオ
資産残高

元手と現在の資産残高から利回りを計算すると、以下のようになります。

1960329(資産総額) - 1900000(元手) ) ÷ 1900000(元手) = 0.03175

約3%の利回りです。かなり物足りない。


4.来週の展望

来週は言わずもがな、今年最後の相場となります。

大きな経済イベントの予定はありませんが、今週大きく円安に触れた為替市場や日経平均株価がどのような形で一年を締めくくることになるのか、注目が集まります。

個人的にはNISAの成長投資枠があと18万残っている状況のため、残り1週間でなんとか埋めて、今年の非課税枠を全て使い切りたいと考えています。

まとめ

今回の記事はここまで。最後までご覧いただきありがとうございます。
今後もこのような形で相場考察・振り返り記事を書いていきたいと思っておりますので、フォロー、スキしてお待ちいただけますと幸いです。


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