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先行公開のアリスギア・アイギスの所感
・はじめに
明らかにここ2年と比べてカードパワーが落とされていたホロライブvol2以降の2023年度。
パズドラのネイのような圧倒的なストレスが生まれながらもどこか物足りないタイトルが溢れていた。
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発売1ヶ月を切ってようやくアリスギア・アイギス(以降AGS)の先行公開が行われた。
トライアルデッキから感じる明らかに異質なカードパワー、そしてAGSのファンには申し訳ないが今年出た"ホロライブ"やこれから発売される"ぼっち・ざ・ろっく"らの他タイトルと比べてあまり人気がないことから去年の"D cide traumerei"と同じ"今年の魔物"なのではと騒がれていた中での公開。
果たしてAGSは環境に爪痕を残せるのかと思い馳せながら先行公開を見ていき筆者の感想を述べていきます。
・"ボランティア愚連隊" 夜露
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おそらくRRの電源CXコンボのクライマックスと8電源推奨の5枚掘れる忍者集中。
2レストとはいえ山が掘りにくい傾向のあるスタンバイで電源用のキャラを控え室に送りながら掘れるのは偉く、面取りデッキとして返しに500振れるのは噛み合っている。
手札に戻るタイプのクライマックス反応などと組み合わせれば2レストもあまり気にならなそうという点で電源CXコンボと電源用のキャラ次第ではかなりポテンシャルを感じる。
アニオリキャラと主人公枠だしテキストには力を入れていることは考えられるので期待したい。
・"熟れたてスーパーバイザー" 薫子
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よくある早出し行きだけ11000の4面千鳥ヒール。
使いやすさはあるので他に強いヒールがなければつかうんだろうなというところ。
特にトライアルデッキでバーンメタのCXコンボが刷られているため耐久方面でタイトル特徴を主張するのなら他タイトルよりは重要性が増すのかもしれない。
・"モデルメタフィジックス" すぐみ
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相手依存であるものの早出しのできるCX回収。
他のCX回収とは異なり、コストが盤面のキャラをサクることなのでコスパはかなり良い。
相手依存であるものの早出しできる点はフィニッシュの前のターンに使用することで次ターンにCXがないということを避けられるのは良い点であると思う。
しかし筆者はCX交換単体ではあまり評価できないので普通のカードかなという印象。
・"宇宙を駆け巡るフォトジャーナリスト" 真理
・"ニュースでおなじみ!アイドルアナウンサー" 杏奈
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"ヘルヴォル" 恋花のような釣竿キャラにアタック時にトップチェックで後述するCXコンボのサポートをするカード。
CXコンボ自体は6枚版の折紙で釣竿キャラと組み合わせてキャンセルを減らしながら打点を入れることができるデザイン。
釣竿のおかげで3面を諦めれば手札+1となるため、CXコンボ2面と釣竿でいいならば要求値は控え室にCXコンボ、5ストックとCXとCXコンボ1枚、釣竿、そしてコスト用手札4枚となり手札合計は7枚でストックを集中などに当てられるため達成しやすくはなる。
ただCXコンボを3面できるのならした方が強いため、その場合は要求値は6ストックとCXとCXコンボ3枚、コスト用の6枚の10枚となるため最大値の要求値はかなり高いのが欠点と言える。多分去年のカードデザインならxルック持ってたら。
・"成子坂のかしましオタク" シタラ
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ヒール持ちの無難なCXコンボ
キャラ指定だからかコストに反したコスパの良さはあるので見えている中で一番使いやすいCXコンボではある。
2点バーン→トップチェック→3点〜4点の流れは綺麗で2点2回と本体の3点が1回でも入れば7点でゲームセットとなるので3-0から詰めるのは得意そうな印象。
しかしロングレンジを決め切るには火力不足のためそれがどう響くかと言ったところ。
・"アメとムチと百科事典" 文喜
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思い出ヒールに思い出参照のバーン持ち。
3-3ならば最低1ハンで3点バーンとコスパはよくなり、他の思い出カードがあるなら4点バーンなどにもなることが考えられる。
しかし3-0で思い出ヒールで思い出に飛ばすことがあまりできずに想定のバーンが飛ばないことも考えられ、バーンが大きくてもTDの時点で逆圧縮が見えているためいつもの光景互換がおそらく不在のため、あまり叩き込めるタイトルとは言えない。
門反応に忍者集中がくっついているカードがあるためそのカードとの相性はアイコンの都合で良さそうではある。
・"自信過剰ツンデレお嬢様" 綾香
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常時6000になり、CXコンボが貼った時とはいえ相手に選択肢を与えているカードとなるため筆者はあまり強いとはいえない。
昨今は特に行きだけ高パワーカードも多く常時6000あったとしてもカウンターを構えようと踏まれるのが考えられる。
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テキストは異なりますが大体アサルトリリィの"食いしん坊な鶴紗"。
1000-1のクライマックスを使う上でスタンバイデッキなどの面取りデッキ相手に頑張れるカードでいままでラスパンでないとパワーが出なくて相手がレベルが上がったせいでカウンターに弾かれるということも稀にあったため、それを気にしなくていいのは強みだろう。
・"現代都市型JK忍者" 来弥
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忍者キャラありがちな分身テキストに同名がいることで最大6500とトリガーしに行けるテキスト。
普通のよくある1000-1デッキなどでサブアタッカーが4スロット食うのはなかなか厳しいところもあり、0のCXコンボと合わせて使うようなデザインだと考えられる。
・"ふたつの顔を持つアクトレス" 芹菜
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よくある起動テキストに誘発するストブと着地ターン6500になるテキスト。
ストブの中でもパワーが高く、後述する"未来へ一緒に 夏色まつり"互換によって起動パンプから能力起動までをスムーズに行うことででき、CX込みで9000とちょうど無職転生のエリスを超えるパワーラインになるのはかなり強みと言える。
・断罪大和撫子"楓
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いわゆる門反応と忍者集中が合体したカード。
Fateの桜集中もそうだったがシステムカードが合体したカードはデッキスロットの節約にもなるためかなり強いと言える。
わざわざ門反応入れるのもなーってとなっているところを集中とテキストがセットならなら入れるかとなる点である。
そのためこのカードはとても使いやすいカードと言えるだろう。
現在見えている門のCXコンボは前述した"アメとムチと百科事典" 文喜とTDのCXコンボとなるため、他の門のCXコンボにも期待したい。
・"甘い誘惑、辛い散財" ゆみ
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序盤の場持ちのいい移動とフィレスのディスペクター。
筆者は移動だけのカードが序盤のパンチャー以外の役割がないためあまり好みではないが他に何かしらのテキストがついていれば使ってもいいかなとなる。
しかし、後述するcippig控えオカ研があるため、カードを集めるという点では劣るため、採用候補から外れることもあるだろう。
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ホロライブの"未来へ一緒に 夏色まつり"互換。
ホロライブと同じように前述した起動ストブと相性もよく、TDの門CXコンボがリバース連動のため、そちらのサポートも可能となっている。
CX交換がついているドロー集中だけでは序盤にキャラを集めるのは難しいため、門反応+集中か、この集中かの選択肢を追加で取ることになるだろう。
・"ワイルド・ワイルド・ムードメーカー" リン
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ありふれやPixarで実績があるcippig控えオカ研にトップチェックがついたもの。
筆者は3000であるありふれの方が好みではあるがトップチェックも実質6枚集中や5枚集中にすることができるためおまけ効果としては破格のテキスト。
間違いなくこのタイトルの強みとなるカードであり、脳死で4枚突っ込むことが多くなる。
あまり剥かれないタイトルになるため初動2kくらいの未来が見えます。俺のサイドエフェクトがそう言ってる
・"江古田のアイドル❤︎" 桃歌
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CX込みで最大7500まで出る破格の0のCXコンボ
D4DJの宝CXコンボと違って連打することはクライマックスの都合上難しいがこのパワーラインが出るのは序盤から投げてもレベル1の攻防で投げても強いのは素晴らしい。
TDの1のCXコンボがダメで困ったらこれを使ってるかもしれない。
・"バスタードファイル" 安里
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多生+手に戻るかもしれないテキスト
感想に困るタイプの普通のカードで他の0がかなり強そうなので使うようには見えない
・"ツナギをまとった天使" リタ
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バケモンだ
冗談は置いておいて"マイキー"にストック相殺がついたバチくそ強強カード。
自傷するもののノーストックで5枚掘れるのは破格で終盤先上がりしてCXコンボをしゃべりたい時なども強そうに感じる。
とてもじゃないけどストック相殺についている理由が筆者にはわからない。
このカードも気づいたら4枚入れてそう。
・感想
D cideや去年のSAOを見た時のような覇権感は感じることはなかったが明らかに今年のカードパワーの中では高い方だなと感じた。
感覚的にはチェンソーマンのテキストを初見で読んでる時と同じくらいの感覚があったため、今年にありがちな初見でがっかりだなと思うことはあまりなく、「このタイトルでWSを始めたい」と言われても今年のタイトルにありがちだった(弱そうなんだよなー)ということを思わず勧められるタイトルだと思います。
しっかりとテキストがテキストしていて考えがいがありそうです。お前のことだぞプレミアムブースター
筆者は今の所TDのカードパワーが高いため、そっちを軸に組んでみたいなと考えています。
特にバーンメタ+美智留バーンは特に環境にマッチしていて"いつもの光景互換"がなくても山を崩す能力として使えるんじゃないかと考えています。
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