優秀なリーダーに必要な「ノーブレス・オブリージュ」とは
こんにちは、カレント自動車IT事業部のZです。本記事は、当社の大事にしている経営理念をさまざまなエピソードから学ぶ「カレントフィロソフィシリーズ」です。今回は「ノーブレス・オブリージュ」をテーマに紹介します。
騎士道・武士道にも通じる「ノーブレス・オブリージュ」
「ノーブレス・オブリージュ」とは、フランス語で「高貴さは(義務を)強制する」という意味の言葉で、欧米社会に浸透している道徳観です。一般的に財産、権力、社会的地位の保持には義務が伴うことを指します。よりわかりやすくいうと「身分や地位の高い者は相応の品性や良識を備えている」という意味で、西洋の騎士道にも繋がる考え方です。
日本の武士道でも、武士としての誇りについて多くの教えが説かれています。「武士は食わねど高楊枝」という言葉もその一つで「生活が貧しくても恥じることなく気高くあるべきである」ことを意味します。武士たる者、そう簡単には弱音を吐きません。弱きを助け強きに立ち向かう、獰猛心(どうもうしん)をもっています。獰猛心こそが、強き者の真の優しさです。守るべき者を守るためには、強さと優しさが必要です。また、リーダーの資質としても欠かせない要素といえます。
リーダーとしての在り方
リーダーとは、自らが「やりたい」と思っていることを、メンバーにも「やりたい」と思わせることができる人です。メンバーに強制的に「やらせる」人ではありません。
人間は、自らの意志をもって取り組んでこそ最大の力を発揮します。やらされていると思うと本来の力を発揮できません。そのため、リーダーはメンバーに決して「やらされ感」を抱かせてはいけないのです。
全く同じ話をしているのに、Aというリーダーの指示は素直に聴くけれど、Bの指示には理解を示さない、というシーンに遭遇した経験はないでしょうか。内容は同じなのに、指示する人が違うだけでどうして全く違う反応が返ってくるのでしょう。これには、リーダーが口で言ってるだけの人間かどうかが大きく関わっています。自ら率先垂範するリーダーの言うことは、素直に聴いて共に取り組もうとします。逆に、自分では何もしないのに、ただ言葉を発するだけのリーダーには誰もついていきません。リーダーがトップとしての自覚をもち相応の振る舞いをしてこそ、メンバーも力を発揮します。
まとめ
企業に在籍して仕事をする以上、組織としての結果が求められます。一枚岩となって、チームの力を向上させなくてはなりません。そのためには、まずリーダーがリーダーとしての自覚をもつ必要があります。「ノーブレス・オブリージュ」の精神で意識を高め、ナンバーワンの組織を創っていきましょう。
過去のカレントフィロソフィシリーズはこちらからどうぞ。
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