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アメリカ・ベルギー留学相談

質問があったら、コメントでも、問い合わせでも、stand.FMのメッセージでもどうぞ。ドアは開けておきます。

私は以前、"マイペース留学生の頭の中"というブログをやっていた。東京の寮時代から始め(当時流行っていた)、なんとなく書いていた。タイトルは「ホームレス中学生」と「ダーリンの頭ン中」から取った。
帰国してしばらくして、日本語で配信したいものがなくなり、閉じてしまったのだが、このブログでは、留学質問を受け付けていた。


経緯

NYの学校(SUNY RCC)を1年で編入するつもりができなくなってしまい、2年間いるときになったとき、男友達に言われた。
「もう1年いるなら、何か新しいことを始めてみたら?」

そして、病気で亡くなってしまったのだが、当時留学生に親切にしてくれた大学スタッフからも、
「日本の学生は常に一定数いるのに、学校は特化したサービスをしていない。だから、自分たちでやったらどう?」
と、言われていた。私はgroupで何かやるタイプではないので、ブログに書くことにした。

私が今まで通っている(た)学校、

  • SUNY RCC (State University of New York, Rockland Community College)

  • Penn State (The Pennsylvania State University)

に行こうか考えていて、質問があったら、答えるよー、と。

とても懐かしいRCC

その後、コメントでの質問にも答えたし、まじめに考えている人たちからはメッセージをもらい、やり取りをした。私がわからないことについては、上のスタッフに意見を聞いてみたり、今も母校に通っている後輩につないだりした。
そうしてやり取りをしたあと、RCCの後輩になった当時高校生もいれば(NYCで初めて会った)、Penn StateでhousemateになったPh.D(現在は教授)もいる。こうしてつながることがあるのも、不思議だった。

留学体験談プレゼン

ブログを閉じてからしばらくして、母校のPR担当が変わり、PRに協力してくれる人?と募集が来た。いいよ、やるよ、と言ったところ、この人がarrangeしてくれて、Education USAという、東京にあるアメリカ大使館の留学arm…の留学説明会にて、体験談をプレゼンする機会をいただいた。
「Community collegeから大学院まで、色々話せる人は少ないんです」
そう言ってくれて、2回話をすることになった。

私はプレゼン大好きなので、こんな機会がもらえるだけで嬉しいのだが、謝礼も頂けた。母校からも、PRグッズが大量に送られてきたし、一緒に私宛てのmerch(merchandizeのことをこう言う)ももらった。水筒とTシャツだった。
母校のRecruitment効果としては乏しいと思うのだが、プレゼンのあと、留学を考えている高校生・保護者の質問に答えるのはとても楽しかったし、役に立てていると感じて嬉しかった。

そんな母校

情報の力

話を戻そう。
何か新しいことを、と男友達に言われた後、帰宅途中、リスが電線の上を走って行くのを見た(当時私は森の中に住んでいた)。リスってあんな細い電線の上も渡って行くものなんだな…そして、これは私が誰かに伝えなかったら、そのまま消えて行ってしまうことなんだな、と思った。
そうして振り返ってみると、私が留学体験記をブログに書くことは、誰かの役に立つ情報提供になるのでは?と行きつき、書くことにした。当時はBroadwayの安いチケットの取り方なんかを書いていた(もう一度ここに載せるのでお楽しみに)。

アメリカに行って感じたことのひとつに、情報の力がある。今はなんでも調べられるようになったし、YouTubeでhow-toも見つけられるようになった。当時はそこまででもなかったので、

  • 知っているかどうか(情報を持っているかどうか)

  • 聞いてみようと思うかどうか

が、keyだった。

例:RCCにいる日本人の多くはESLからのスタートで、それを終えるまでバイトはできなかった。だけど私は101を日本で取ってから来ていて、最初に取った英語のクラスは102だったので、ほかの人はできなくても、私には可能だった。知らなかっただけで。

そういうわけで、私が書いたことで、何か有益な情報を与えたり、考えるタネになってくれたらいいなあ…と思った。
大体、自分の話をすることは、みんな好きだと思う。それで、楽しみながら自分の話をこうして書いたり、今は話したりしていることで、誰かの役に立てるなら、一石二鳥、win-win, こんな素晴らしいことはないと思う。
そして…自分と同じような苦労をしてほしくない、という思いも、多くの人が持っていることのような気がする。"People want to feel useful" と、RCCのProf.に言われたこともある。

以前よりも年数は経っているし、後輩ももういないのだが、その分仕事はしてきた。もちろん留学じゃなくても、答えられることはあるんだろうけど(答えるけど)、私が与えられるtangibleなものは何だろう?と考えると、

  • 都庁は受かったけど独学だったし、ほとんどここに書いているし、日本の大学に行っていないから参考になる人は少ないだろうなあ

  • YTTは教えることはないしなあ

  • 今はベルギーも受けられるようになっているわけだけど、絶対数は多くないし、高校生は多くない印象なんだよなあ

というかんじで、再び留学相談を書いてみた次第。
あとさ…高校生・大学生は弱者なわけで、その人たち相手にお金を取ってビジネスするのって、私は好きくないんだよね。大事なものは有料で、何にも書いてない!ってやつが嫌いなのは、自分と向き合うことも同じなんだけど。もちろん対価をもらうべきという考えはあるし、その分私は専門家じゃないわけだけど、私はお金をかけたくなくて、無料で手に入ればいいのに!と思っている分野だからさー。

noteを書いているのも、stand.FMをやっているのも、自分の趣味でありつつ、誰かの役に立ったらいいなあ…と思っているのよね。


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