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E7-something has to happen

いよいよroommateに耐えられなくなったところで、部屋を移ることになりました。


Monday

朝起きて、なんかすっきりしたな、今週は何かが起こるんだろうな、と思った。

ところでclassesがある建物では、コートを預かってもらえるのだが、そこにいつもりんごが置いてあり、もらうことにしている。いわゆるぼけているのだが、そういう品種である。
…木があって、落ちてきたものをみんなで食べるって、何なんだ、なんだけど、こちらではよくある。

この夜、電気は早く消してくれたけど、鼻が詰まるので結局はroommateが寝た後に寝た。部屋のことは、私が移動するか、もう一度しっかり話をすることになるのか、だった。何も起こらずに鎮まることはないだろう。もし相手が聞く必要があるなら、私が言う必要があるなら言うから、と思う。危険なものを抱えているわけじゃないので、こんな風に、はっきりしなくてもいい。

Tuesday

私はsnoozeで起きる。Roommateは1時間たっても、やはり起きない。いつものことである。朝からこうして部屋は暗く、私は静かにしなければいけないので、逃げるように、というか実際に部屋から、roommateからlibraryに逃げてひとりのスペースを確保していた。そうすることで、roommateは部屋から出るincentiveがなくなってしまうので、私は不快でも部屋にいて自分のスペースを確保し、相手を不快にしなければ、行動を改めてはもらえない。

この日はGeorgian foodを食べに行った。なかなか美味しかった。
Libraryで昼寝をしながら、どうして私は部屋ではなくここで寝なきゃならないのかなあと思う。Libraryにはeating areaがあるのだが、そこに行くとイベントの残り物なのか食べ物があって、ラッキーと思いながらもらった。

Wednesday

Roommateにどうしてほしいとかじゃない、私はひとり部屋がいいんじゃあ!と気づいて寝たところで、今朝はsnoozeが何度も鳴らず、roommateは起きて私は寝ているというめずらしい状態になった。

ブラインドを上げて、窓を開けて、あさごはんを部屋で食べられること。こんな朝を過ごすだけで、私の幸せ度は上がる。そろそろ出かけるんだな、と思ったので音楽をかけていると部屋に戻って来た。音楽を止めないでいると、「今週のいつは映画に行くから、いつから旅行にも行くからね。昨日は眠れなかったんだけど眠れた?」と言いながら去って行った。

この日は週末混んでいたMuseumに行った。AHHAAというなんともな名前のscience museumは、とても楽しかった。今までの私ならこういうことはしないだろう。だけど踊るのも、跳ぶのも、叫ぶのも楽しい、っていうかこれが必要だ。ぶら下がるのも、慣れておくと、楽しめる。1回目は怖くてしょうがなかったのが、2回目には全然平気だから不思議だ。この怖さを越えて飛び込んで楽しむというやつ。それが私には必要なのだ。

その後、いつも通り水泳のあと、家にに帰るとroommateがいないので、電気を消して床でtennis ballでほぐす。
これが大事なのだ。抱え込まなくて、苦しまなくていい。帰ってきても、私は続ける。
私が寝ると思ったようで、roommateがdesk lampを消した。これは配慮なのだけど、本人が寝る様子は一向になく、私はこの人が寝ない限り、少なくとも携帯を置かない限りは今まで眠れたことがないので、showを見続ける。

Thursday

私は朝起きて洗濯をする。Laundry roomが無人でいい気分になる。そう、私はこれが好きなのだ。Roommateは相変わらず"snoozes over an hour to desk lamp"で寝ている。ちゃんと起きたのかトイレに起きたのかはわからないが、部屋にいないタイミングで私側のblindを上げる。

Friday

てめえが携帯を見ている間は眠れないんじゃあ!と思っていたけれど、もしかしたら昨晩は眠れたかもしれないと思う。Snoozesも気づくけど今朝は私も眠る。

先週に引き続き、寮の掃除が入るこの日、朝ごはんは外で食べようかな、という気分になり、近くのcafeに行く。Masterはpastriesを取りに行っていてすぐ戻るよ、と英語で言われる。この人いはあとでわかるのだが常連のnon-Estonianである。Pastriesは前に行った人気のbakery cafeのものだということがわかる。系列なのかもしれない。

素敵なFinnish teaを飲み、トイレに置いてあったW magazineを見る。1時間も経っていないけれど、なんて素敵な時間なんだと思う。週に1回、朝ごはんを外で食べる。それくらいのお金を自分に使ってもいいのではないだろうか。そもそも私のお金じゃないし。笑

そうしてのんびり過ごしながら、充実した1日を過ごすためには、何がいるだろう、と考える。だらだらと何かを見ていて、少しproductiveなことをするくらいでは、伸びきったゴムのようになってしまって充実感を感じられない。これは私が"ちゃんとしなきゃ"と思っているのではなく、私自身の感覚として、不満なのである。
エストニアにいる間は、料理をすると充実感を感じられるらしい。そうでなければ、やはりworkというものは必要だ。家にずっといてもくすぶってしまう。本を読むことも大事だと感じる。

眠りがちゃんととれると、調子が良くなってくる。天気も良いしね。こういうことでmoodって影響を受けてしまうのだ。そして、余裕があると、creativeなことをやろうという気になる。余裕という、これまた訳せないことが、大事だよねえ。ちなみに今日私はピンクを着ている。ネックレスもつけようかなと思った。余裕があると、服装に現れる。

この夜から、roommateは帰省した。

Weekend

ひとりで部屋にいると、私は全然違う。ネックレスもつける。天気も良い。気分が上がっているのがわかる。
気になっていたrestaurantに行くも、どうやら貸し切りらしい。犬も歩けば棒に当たる、と思えばこれまた行きたかったcafeに当たる。
ここで私は、冬の予定と孤独について考えていた。さみしいからというだけで予定を入れたくない。だってそれは逃避だ。Roommateがいるならここにいても地獄だ。
普段は目を逸らしている孤独。私は最近たくさんshowsを見ているけれど、韓流ばかり録りためて見切れない母もきっと同じように、自分と向き合わないように、たっくさんの溜めているのだろうと思う。
その後買い物をして、元気になって帰る。靴を洗って料理もする。

ある人と久々に電話をすることになり、報告するような近況はないんだけどね、と見ていたら…部屋が来ていた。

あるやん!!!

私の怒りとか、manifestとか、そういうものが起きてしまったのだと思った。それならなんで最初から1人部屋に入れてくれないのだ、何かあったのか!?というか、1人部屋なら冬休みもここにいていいじゃん。

Next week

新しいズボンに、ネックレスに、部屋。時間の過ごし方のすべてが変わる。Libraryに逃げなくていい。Batteryも持ち歩かなくていい。空いたスペースには、新しいものが入って来るだろう。
しばらくは、ずっと足りていなかった部屋時間を、満喫するのがいいかもしれない。週末はしっかり休んで、家のことをやる時間にしたし。何も見たりしなくても、満ち足りるのかもしれない。

部屋を承諾して契約したところで、flatmatesには一斉にメールが届いたらしく、roommateからも連絡が来てひやっとする。Flatmateにも聞かれる。
きっかけは眠れないことだったけど、やっぱりそもそも2人は私にはきつかった、という話なのだろうと思う。とはいえ、移動するとなれば、実際は何かあったんじゃないか、と思ってしまうのがまわりの心理。
Roommateの役割は終わったのだな、と思う。共通点もあったし、良いこともあったのだが、もうclassesも終わるので朝起きる必要もないし、距離も十分近づいて練習は終わったよね、ということかな?

この日はvegetarian lunchにしたのだが、めっちゃ美味しかった。隣に座ったグループが私のplateを食い入るように見ていた。快調のサイン。

Back to snooze

Roommateが戻って来てから私が部屋を移動するまでの数日間、何事もなく過ごせればいいなあ、と思っていた。

戻ってきたroommateは案の定、パジャマでベッドにうつぶせになり、靴下を履いた足は毛布から出ていて、横向きに携帯を見ていた。19時。
その後泳ぎながら、戻ってroommateが起きていたらどうしようかなあ、もう今日は十分にshowsを見たから寝たいんだけどなあ、と思っていた。
私の本音は何だろう、と思いながら22時過ぎに帰ると、部屋は暗く、roommateはすでに寝ていた。私は電気を点けないまま荷物を片付け、しばらく横になってから寝た。

翌朝はいつも通り7:30からsnoozeが鳴った。私は8:30過ぎに起きて洗濯をする。すべてが終わって10時になったとき、部屋に戻るとやはり電気はすべて消えたままなのだが、roommateは起きて、だけど横になったまま携帯を見ていたのでblindsを上げ、洗濯物をたたんで部屋を出た。

Roommateは12時間睡眠。うち2時間はsnoozeである。この間、私は部屋の電気をつけられないので、外に出て行くしかない。
こいつが部屋で寝ている間、私はひとりで部屋で過ごすことができない。私は逃げるようにしてpersonal spaceを確保している。私はなんで今までこんな状況で平気だったんだろうと思う。
Alarmかけるなら、起こされたって文句言うんじゃねえよ!

それでも、こいつはこいつ、私は私、と引いていくと楽になるし、なんだか私がご機嫌だと調子が良くなる、やはり。帰省なのにこんなに疲れているなら、無理をしないほうがいいんじゃないのか、こうも毎朝起きられなくて恥はないのかと思う。しかし私には、この人との関係を良くしていこうという意志がなく、友達ですらないもので、言わないまま続いていく。

そうして無事に、私は移動の日を迎えた。

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